作者名:株式会社情報スペース
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:1.0.3
作者サイトURL:http://jsbackup.net/
「JSバックアップ」は、操作が簡単でわかりやすく、それでいて確実にデータをバックアップできるバックアップツールです。
Android端末にもしものことがあって、データが失われてしまったらどうしますか? 「JSバックアップ」は、そんな万が一の事態に備えてAndroid端末のデータをバックアップしておけるアプリです。しかも、データはSDメモリーカードのほかに、クラウド上にも保存しておけ、イザ! というときに確実にデータを復旧できるようになっています。
起動画面です。「バックアップ」をタップし、さっそくバックアップを開始しましょう。
まず、「バックアップ履歴」をサーバに残すかどうか選択できます。これは、バックアップのデータではなく、いつどのようにバックアップしたのかという「履歴」のみを、「JSバックアップ」の専用サーバに残しておけるという機能で、無料で使えるものです。せっかくですから「利用する」をタップしておきましょう。
アカウントは自動で作成されます。任意で指定することもできますが、べつにこの簡易アカウントでも問題はないでしょう。
「保存場所の指定」をタップし、バックアップデータの保存場所を決定します。
こんな感じで、「内部ストレージ」「外部ストレージ」「オンラインストレージ」にバックアップが可能です。なおこれは筆者の環境での画面ですので、お使いの端末によっては異なることもあります。
注目すべきは「オンラインストレージ」です。Dropbox、SugarSync、GoogleDocsのオンラインストレージにバックアップデータを保存できるのです。持っているアカウントを指定するだけで利用できる手軽さです。
データの保存場所を決めたら、バックアップする項目を指定します。「フルバックアップ」を選択すると、保存可能なすべてのデータがバックアップされます。筆者の端末ではざっと1.2GBのデータが保存されるようです。
一部のデータだけでいいや、というならバックアップの対象を選択してデータを保存できます。こちらはある程度上級者向けの機能です。
データを選択したら「開始」をタップしてバックアップ開始です。
バックアップがモリモリと進行していきます。データは圧縮されますが、場合によってはそれなりの時間がかかりますのでご注意ください。
バックアップが完了しました。実にカンタンですね。
メイン画面で「スケジュール」をタップすると、指定した日時で自動的にバックアップを実行することができます。ウッカリする前に自動設定しておくといいかもしれません。
メイン画面でメニューボタンを押し「設定」をタップすると、各種設定変更が可能です。この中で「アカウントの確認」をタップし、先ほど設定した「簡易アカウント」のIDとパスワードをどこかにメモしておいてください。
メイン画面の「履歴」をタップすると、バックアップの履歴一覧を参照できます。これでいつバックアップしたか忘れないで済みますね。また「バックアップ履歴サーバ」をタップすると、サーバ上に保存されたバックアップ履歴を確認できます。
サーバ上のバックアップ履歴をウェブブラウザから確認してみました。ログインするには、先ほどメモした「簡易アカウント」のIDとパスワードを入力します。なお、このサーバにはパソコンのWebブラウザからも同様にアクセスできます。URLはこちらです。いつでもバックアップ状況を確認できると安心できますね。
このように、「JSバックアップ」は操作がとてもカンタンなわりには履歴をキッチリ確認できて、何かと安心なAndroid端末のバックアップツールです。オンラインストレージにバックアップできるのも大きな利点ですね。定期的なバックアップが、万が一の事態からあなたとAndroid端末を救ってくれるというものです。定番アプリとしてぜひ使ってみてください。
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