2011年11月15日12時30分

WiFi機能搭載! デジカメからiPhoneやウェブに写真を直接アップロードできるSDカード『Flucard』を使ってみた!

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 WiFi機能を搭載し、デジカメからiPhoneやウェブに写真を直接アップロードできるSDカード『Flucard』。10月発売直後から気になっていたものの、品切れ状態が続いていました。
 WiFi機能を搭載したSDカードというと『Eye-Fi』が有名で、Flucardは機能的に似ているのではと予想していたのですが、その使用方法というかコンセプトはまったく異なるものでした。

Flucard

まず、デジカメのSDカードスロットにFlucardをセットして、再生モードにすると、次のような4枚の“制御画像”が現われます。この4枚の制御画像を“削除する”ことによって、Flucardを操作します。

設定・写真閲覧 サーバーアップロード
Flucard Flucard
送信 受信
Flucard Flucard

デジカメで何枚か写真を撮影後、再生モードにして、“設定・写真閲覧”の制御画像を削除。画像を削除するのですからちょっと勇気がいります。

Flucard
↑制御画面を“削除する”ことで操作。勇気を出して消去!

すると、ピーピーピーとビープ音が繰り返され、これがプープープーのように音がかわると転送完了の合図。
iPhoneのWiFi設定から“Treak_FLUCARD_WiFi”に接続。Safariで「http://192.168.1.1」または「http://flu.card」にアクセスすると、Flucardの設定画面が開きます。“写真”を選ぶと、Flucardに保存されている画像が表示されるので、ここから画像を選択してiPhoneにダウンロードできます。

Flucard Flucard

いちいちSafariでアクセスするのがめんどうなときは専用アプリ『Flucard Download』を利用すると、すぐにサムネイル画像が表示されます。
iPhoneのカメラロールにダウンロードするだけなら、無料の『Flucard Download Lite』で十分なのですが、『Flucard 2 Facebook』や『Flucard 2 Flickr』など、ウェブサービスごとにアプリがあります。これはむしろ複数のサービスにひとつのアプリで対応してほしいところ。
アンドロイドアプリは『Flucard Download』が229円。

Flucard Flucard
↑無料の『Flucard Download Lite』。 ↑Flucardアプリだけで10種類。各250円から。

PCの場合も操作はほぼ同じ。“Treak_FLUCARD_WiFi”に接続し、ブラウザーから「http://192.168.1.1」または「http://flu.card」にアクセスして設定画面を起動します。

Flucard

Flucardはデジカメどうしでも画像を共有できます。それぞれのデジカメにFlucardをセット。片方のカメラでは“送信”を選び、もう片方のカメラで“受信”を選びます。送信カメラからピーピーピーと音が鳴り、受信カメラからもピーピーピーと音が鳴り、この不協和音をしばし待つと、受信カメラの音がプープープーのように変化するので、これが受信完了の合図。

Flucard
Flucard
↑カメラを再起動すると、ちゃんと写真が転送されています。

制御画像を削除するだけで、難しい設定もいらず、画像のアップロードや共有ができるFlucard。非常におもしろいコンセプトなのですが、いくつか問題もあります。

●デジカメによって対応が異なる。
Flucardをさしても、制御画像がまったく表示されないデジカメもあります。週に一度のペースでファームウェアのアップデートが行なわれているとのことなので、対応カメラは今後増えていくことと思われますが、場合によってはまったく(普通のSDカードとしても)使用できません。

●デジカメによっては動作が不安定。
一度削除した制御画像は本来、デジカメを再起動すると復活するのですが、カメラによっては削除されたまま復活しないことも。この場合、Flucardをフォーマットして再々起動すると、制御画像は復活するのですが、一緒に撮影した画像はフォーマットで消えてしまいます。動作が不安定なデジカメだと、このフォーマットと再起動を何度も繰り返すことになり、それだけでバッテリーを消耗してしまいました。

●ビープ音がうるさい
デジカメの制御画面だけで操作するため、転送中や受信完了はこのビープ音だけで判断します。設定でビープ音を切ることもできますが、そうすると今、何が行なわれているのかわからなくなってしまいます。
このビープ音、マニュアルによると、
1音階の繰り返し-転送中
2音階の繰り返し-転送の完了
4音階の繰り返し-WiFiアクセスポイント探索中
らしいのですが、音感のない私には「ピーピーピーがプープープーに変わったな」程度しかわかりません。(ソの音がラの音になるとかファの#だという説もありますが、音感のない私にはわかりません。)
2つのカメラで送受信すると双方からビープ音が鳴り続けるので、場所によっては、どこでもいつでも画像を共有というわけにはいきません。

と、いろいろ気になる点もありますが、ここらへんの不具合はアップデートによって解消されることを期待したいです。デジカメとiPhoneのように一体一で画像を転送する場合にはとても使いやすく、おもしろい製品です。

●TREK Flucard4(Flucard 4GB)実売価格5000円前後
●TREK Flucard8(Flucard 8GB)実売価格6000円前後

●関連サイト
Trek Japan

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