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映像を見ながら外の様子もわかる!エプソンが世界初の3D HMD『MOVERIO』を発表

2011年11月09日 19時20分更新

 エプソンはモバイルビューアー『MOVERIO(モベリオ)』を発表。11月25日発売予定で直販価格は5万9980円。ヘッドマウントディスプレーとして世界初となるシースルータイプで、画面を見ながら周囲の状況が確認できるのが特徴。

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 ビューアーとプレーヤー本体のセットで、プレーヤーにはAndroid2.2を採用。マイクロSDカードを挿入することで動画や音楽を楽しめるほか、WiFi接続に対応しているのでウェブ閲覧も可能。バッテリー駆動時間は約6時間。



 20メートル先に320インチのディスプレーを置いて視聴している感覚を再現しているという。Androidマーケットには非対応で、iPhoneやPCなどの接続はできない。

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 ヘッドセットの重量は約240グラムで、コントローラーは約165グラム。コントローラーの上部にタッチパネルを備え、ノートPCのタッチパッドのように操作ができる。

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 表面のカバーを外すことで、透明のグラスになり、よりクリアーな視界になる。こちらは工場での作業補助や美術館などの案内として活用する場合などを想定した仕様だ。液晶パネルは16:9の0.52インチワイドパネルを採用している。

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 実際に視聴してみたところ、目の前の空中にディスプレーが浮き上がりSF映画に出てくる小道具を使っているような気分になれる。解像度が960×540ドットと低めだが、現実の視界とバーチャルのディスプレーを同時に見られる体験は本機ならではだ。


●関連サイト
MOVERIO製品公式サイト

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