『Smooth Gestures』は、マウスの右ボタンを押しながら簡単なジェスチャーをするだけで、Chromeでいろいろな操作ができるようになる拡張機能だ。
■インストール
グーグルのウェブサイト“Chrome ウェブストア”(関連サイト)にアクセス。『Smooth Gestures』を検索して、拡張機能からダウンロードサイト(関連サイト)へ。
ページ右側の【Chromeに追加】を押し、【インストール】をクリックすると、数秒でインストールが終了。Googleアカウントでログインしていないときは、確認画面が現われ、IDとPassを入力すると新規ページが開く。アプリ欄に『Smooth Gestures』のアイコンが出たら、インストール作業は完了だ。新規タブのアプリケーションスペースから『Smooth Gestures』のアイコンをクリックすれば、再起動なしで利用できる。
■ページを戻して進めてみよう
まずは“前のページに戻る”マウスジェスチャーを試してみよう。画面上でマウスの【右ボタンを押しながら右から左へ移動】してみる。マウスの動きにあわせて赤い軌跡が表示され、現在のタブでひとつ前に見ていたページに戻る(前のページがない場合は何も起こらない)。
次に【右ボタンを押しながら左から右へ移動】してみよう。これは“次のページに進む”ジェスチャーだ。
■タブを閉じて復元してみよう
次は“現在のタブを閉じる”マウスジェスチャーだ。画面上でマウスの右ボタンを押しながら【↓→】の順番でマウスを動かそう。アルファベットの“L”を書く要領だ。現在のタブが閉じられ、左側のタブが表示される。
今度は先ほどとは逆にマウスを押しながら【←↑】と、逆から“L”を書くと先ほど閉じたタブが復元する。“閉じたタブを復元”するジェスチャーだ。これだけでも十分、作業の効率化が計れる。
■オプションページですべてのジェスチャーを知ろう
初期状態で20近くのマウスジェスチャーがあり、オプションページで確認できる。アドレスバーの右側にあるアイコンを右クリックし、【オプション】を選ぼう。
オプションには、すべてのジェスチャーが5つのカテゴリーに分けられている。それぞれには画面右側にある【ジェスチャーのアクション】から項目を選ぶことでジャンプできる。
【タブの管理】には先ほど紹介した“タブを閉じる”、“タブを復元”のほかに“新しいタブ”、“新しいタブでリンクを開く”、“タブを複製”がある。ここでほかの設定済みのジェスチャー方法を覚えよう。
■アクションを追加しよう
オプションページの“その他の使用可能なアクション”にあるアクションは、初期状態ではジェスチャーできないアクションだ。右側にある【+】ボタンをクリックすると、ジェスチャーを指定し、使えるようになる。
【+】ボタンをクリックし、表示された白いエリアの上で、アクションに設定したいジェスチャーを自由に行なおう。
行なったジェスチャーが赤い線で表示されるので、確認して【このジェスチャーを追加】をクリックしよう。
新しいジェスチャーができるアクションが追加された。以降、このアクションを利用ができる。使用をやめたいときは【×】ボタンをクリックだ。
マウスジェスチャー以外に、ショートカットキーの指定も可能だ。
■軌跡の表示設定をしよう
“ジェスチャー軌跡の設定”では、ジェスチャーの軌跡を非表示にしたり、色や太さを変えられる。
■ジェスチャーをプリントしよう
オプションページの上部にある【印刷】ボタンをクリックすると、設定したマウスジェスチャーをプリントできる。見やすいレイアウトなので、最初のうちはディスプレーの横に置いておくといいだろう。
●関連サイト
Smooth Gestures
バージョン:0.15.4.8
フリーソフト
作者: smoothgesturesdeveloper
(バージョンは記事作成時のものです)
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