NEC米沢工場で行なわれたマスコミ向け見学会。そこで、技術紹介がなされたが、一番の注目は開発名『MGX』。
『MGX』
●発売は未定
●価格も未定
↑開発コード『MGX』。NECでMGといえばモバギしか思い出せない。 |
OS | Andoroid 2.2 |
厚さ | 約9.9mm |
サイズ | 215(W)×10.9(D)×9.9(H)mm |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
キーボード | V字ギアリング(1mmストローク)、非変則配列 |
液晶 | 7インチ有機EL |
解像度 | 1024×600ドット |
と、これは新製品ではなく、最新技術をギュッと構築するためのプロトタイプ。だが、このサイズ感で、MGといえば『モバイルギア』。
・品質と薄さの両立
・革新的な要素技術
・付加価値技術
をテーマに、最新技術をもりもり、盛り込んだ製品。
↑手に持ったところ。キーボードは結構うちやすい。 |
液晶部分も全面のガラスと背面の間に、緩衝材を使うことなく、薄さをキープしたまま、剛性を高めている。通信もHSUPAと無線LANを備え、液晶はタッチパネル。そして、ヒンジ部分にはマグネシウムの削り出し、という職人技も投入した逸品。
↑360度まわせる2軸ヒンジ。スペックには“サバ折り”と書いてあった。 |
↑カバー付きのキーボードを横から撮ったふうだが、カバーに見えるのが液晶。「電車の中で使いやすいかと」とはNEC商品開発部の小野寺さん。 |
世に出ることはない、とのことで幻の製品だが、これらの技術を生かした新製品の登場に期待しよう!
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