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VAIO秋モデルノートは、ワンタッチで裸眼3D対応になる!

2011年09月27日 10時05分更新

ソニーがノートPCの液晶に装着するだけで裸眼3Dを実現する3Dパネルを発表しました。
別売オプションとなり、対応PCは『VAIO S(SE)』、13.3インチの『S(SA)、S(SB)』、そしてカラバリが豊富な15.5インチの『VAIO C(CB)』の3シリーズ。いずれも3Dコンテンツ再生用BDドライブ搭載モデルですが、SE以外は春モデルでも使用可能です。

VGP-FL3D13A(SA、SB用) 
VGP-FL3D15A(SE用)
VGP-FL3D15B(CB用)
●ソニー(関連サイト
予想実売価格 1万2800円(10月8日発売予定)

vaio-autumn-3d

フィルター自体の厚さは、5ミリに満たない程度。フィルター左右にある、ゴム状のクリップをノートPCの側面に引っかけて装着します。
パネルは液晶ベゼルの内側に収まるように設計されていますが、天板を完全にしめることはできませんでした。

vaio-autumn-3d
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3D表示の調整には“フェイストラッキング”機能を搭載。ノート内蔵カメラを使って視聴者の顔を認識して、顔の位置に合わせて3D画像を独自に調整するしくみです。PCの正面に座っていなくても立体的に見られるのが特徴です。

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従来と異なり、片目だけで調整するのもユニーク。同社いわく、片目のほうが精度が高いとのこと。

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対応する3Dコンテンツは、サイバーリンク『PowerDVD BD』で視聴する“Blue-ray 3D disc media”や、TriDef『3D photo Viewer』での3D画像(MPO形式)のみで、2D-3D変換による映像や、『Bloggie』などの3Dビデオカムによる映像には対応していません。

実際に視聴したところ、3D感はしっかりとしていますが、飛び出てくる感覚は少ないようです。フェイストラッキング機能により視野角は広めと感じました。また、フィルター自体が白っぽいせいか、映像が若干、白く見えました。室内を少し暗くして視聴したほうがいいかもしれません。

でも、とにかくパネルを装着するだけ、という手軽さはいいですね。裸眼3Dがもっと増えていけば、3Dももっともっと盛り上がるでしょう!

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