2011年09月21日12時00分

国際電話がタダ(!)なプリペイドSIMカードが香港に登場!

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 複数のキャリアが激しく競争している香港では、外国人でも気軽に買えるプリペイドSIMカードもいろいろな種類のものが出ています。本連載でもこれまでに“1日60円でデータ定額なSIM”やら、“日本でも定額データ通信できるSIM”をご紹介しました。

プリペイドSIMの新製品をコンビニで発見
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 香港はプリペイドSIMカードの購入に身分証明書の提示はいりません。なのでキャリアのお店だけじゃなく、コンビニでも手軽に購入できます。

 毎日24時間客が訪れるコンビニはキャリアにとってもSIMカードの有力な販売チャンネルで、新しいプリペイドSIMカードが出てくるとコンビニでも積極的にプロモーションを行なったりしています。

国際電話がかけ放題だとぉ!?
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 今月見つけた新製品はこちら。PCCW Mobileが発行する『3G IDD Rechargeable SIM Card』。日本語にすると3G国際電話プリペイドSIMカード、ですね。

 まぁ国際電話がかけられるプリペイドSIMカードってのは当然普通に売っているのですが、パッケージをよく見ると“Free IDD”。すなわち国際電話無料。ってことはこれ買えばどこの国へもかけ放題なの?

マイクロ兼用でiPhone4でも使えます
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 SIMカードはマイクロと通常サイズの兼用タイプ。普通の端末で使うときは丁寧に外側の部分を切り離しましょう。iPhone4で使うときは内側の部分だけを抜き出します。

iPhone4に装着
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM
APNを設定します
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 さっそくSIMロックフリーのiPhone4に装着します。PCCW MobileはiPhone販売キャリアではないのでデータ通信設定は自動ではありません。手動でAPNを“PCCW”とします。

 ただ、このSIMカードはデータ通信代がちと高めなのでここでデータ通信はONにはしないで、とりあえずAPNの設定だけしておくということにしましょう。

どこかに通話して“1”を押して英語を選択
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM
すぐSMSが飛んできて番号や有効期限を通知
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 SIMカードを使う前には開通作業が必要ですが、これではどこかに電話をかけると自動音声が流れてくるので、そこで言語を選ぶだけです。かける先の電話番号が思い浮かばなければPCCWのカスタマーセンター“1833803”にかけてみましょう。

 電話をかけるとすぐに英語や中国語のメッセージが聞こえてくるので、英語を選ぶために“1”を押します。するとすぐにSMSが飛んできて、SIMカードの電話番号や有効期限が通知されます。

残高をまずは確認
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 残高確認は電話から“##122#”と発信。すぐに画面に残高が表示されます。このSIMカードは68香港ドルで購入し、買ってまだ使っていないので残高も“68香港ドル”と表示されましたね。

日本の固定電話を含む32ヵ国が国際電話無料
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 さて国際電話無料とは太っ腹なこのSIMカードですが、すべての国が無料というわけではありません。まず対応する国は32ヵ国で、相手先は固定電話となります。もちろん日本も含まれていますし、中国や台湾、アメリカなどの固定電話へも無料でかけられるわけです。

 また相手が携帯電話の場合は、アメリカ、カナダ、シンガポール、中国のみが無料となります。日本の携帯電話にかけるときは残念ながら有料になっちゃいますが、それでも固定電話に無料でかけ放題っていうのはすごいことです。

“0060”で国際電話をかけてみよう
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 ではさっそく“無料国際電話”を試してみましょう。国際電話への発信は“0060”を頭につけます。たとえば日本の“03-1234-5678”にかける場合は、“0060-81-3-1234-5678”とするわけです。

通話終了後残高チェック、市内料金のみかかります
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 日本の固定電話に14秒電話をかけて切ったあと、残高を確認したところ67.75香港ドル。つまり0.25香港ドルがマイナスされていました。

 実は国際電話は無料ですが、市内料金は通常どおりかかるのですね。とはいえ市内通話1分0.25香港ドルはわずか2.5円です。日本に10分話しても25円、100分話しても250円。激安なことには変わりありません。

5分でも10分でも安心して長電話しちゃいましょう
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 まぁSkypeアウトやViberなどのVoIPサービスを使えば実質タダで通話できますけど、データ通信環境を海外でも確立しなくてはなりません。

 一方このプリペイドSIMカードはなにも考えずにSIMカードを入れるだけで実質使い放題的に使えるのですから手軽です。しかもデータ通信も3香港ドル/MBで利用可能なので、スマートフォンでの利用にも便利。

 ただし最小課金単位がMBなので、1セッション数KBでも3香港ドルが引かれていくことに注意が必要です。普段はデータ通信は切っておいて使うときだけつなぐのがいいでしょう。

WiFi無料券などオマケもいろいろ
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 SIMカードのパッケージ内には“最大90香港ドルぶん”というオマケが付いています。68香港ドルで購入したSIMカードに、10香港ドルぶんの残高利用券を追加すると78香港ドルです。このSIMカードは市内通話料金1分0.25香港ドルで使えますから、“78香港ドル÷0.25香港ドル=312分”……つまり国際電話が312分=5時間強使えるわけです。

 またPCCWは香港内のスタバなど広いエリアでWiFiホットスポットを展開していますが、それの3時間利用券も付属してきます。さらにはコンビニで買えるWiFi24時間券の割引券も同梱。

 お店の割引券とかではなく、そのまま通話や通信に使えるクーポン類ってのはなかなかいいですね。

我が家では固定電話代わりに使う予定
国際電話がタダ(!)な香港のプリペイドSIM

 データ通信をバリバリ使う場合には以前紹介したプリペイドSIMカードが便利でしょうけど、仕事での利用や家族との通話が毎日必要……なんて場合はこのSIMカードも便利なものです。

 香港旅行中にサイフを落としてしまってカード会社に連絡が必要、なんてときも、買ってすぐ国際電話が使い放題感覚で使えるので便利ですよ。我が家ではこの前ドイツで買ったパナソニックの簡単ケータイにこのSIMを入れて、日本への通話専用に使おうと思います。

 日本の携帯電話もSIMロック解除が広まったことで、海外で現地のプリペイドSIMカードを使いやすい状況になってきました。海外では意外と便利なプリペイドSIMカードを見つけることもよくありますから、海外渡航する際はSIMロックフリーの端末を持っていくと便利ですよ。

山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局

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