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ついにテレビと完全融合!? 23インチ液晶一体型『dynabook REGZA PC D731』ほか東芝が秋冬PCを発表!

2011年09月05日 13時00分更新

●液晶一体型PC(2シリーズ)

dynabook REGZA PC D731/T9DB
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 22万円台半ば(9月中旬発売予定)

 先日AV事業とPC事業を統合した東芝。秋冬モデルの目玉は、23インチワイドフルHD液晶一体型PC『dynabook REGZA PC D731』シリーズだ。テレビやレコーダーのAVブランド『REGZA』とPCブランド『dynabook』を冠し、互いの技術を合わせたフラグシップ機となる。

右側面にはBDXLドライブ
東芝2011秋冬モデル
左側面にはUSB3.0×2など
東芝2011秋冬モデル

 省電力LEDバックライトを採用した23インチワイドフルHD液晶は、従来機種の『dynabook Qosmio D711/T9C』ではやや黄色っぽかった白が、きちんと白に見える。

 ユニークなのが、音声やジェスチャーでPCを操作する“てぶらナビ”という新機能。“シャトル君”というMSオフィスのイルカ的なキャラが出てきて、こちらから「今週の録画が見たい」と問いかけると、シャトル君「15個ありますが……どれにしますか?」と受け答えしてテレビ機能が呼び出される。その後ハンドジェスチャーでスキップや番組切替ができるといった感じ。正直、音声認識の精度などは詳しくレビューしてみないことにはなにも言えないが、なんともわくわくする機能じゃないか。

背面にはHDMIやD5入力
東芝2011秋冬モデル
リモコンでテレビだけ起動
東芝2011秋冬モデル

 最上位の『dynabook REGZA D731/T9D』は、デジタル3波チューナー2基に加え、PCの電源を切っていても地デジ放送が視聴できる“今スグTV”機能専用の地デジチューナーを1基備える。付属リモコンでテレビ専用の電源ボタンを押すと約5秒で番組が観られ、PC起動を待たずに使えるのが便利だ。下位モデル(D731/T7D、D731/T5D)にはないオンキヨー製のサブウーハーを備え、サウンドに迫力がある。

 録画にはPCソフト『Qosmio AV Center』を使う。Core i7-2670QM(2.2GHz)でリアルタイムトランスコードする長時間録画が可能だ。『Microsoft Office Home and Business 2010』のほか、写真編集ソフト『Adobe Photoshop Elements 9』や動画編集ソフト『Adobe Premiere Elements 9』が付属する。

 メモリーは8GB、HDDは2TBとたっぷり。OSはWindows7 Home Premium SP1(64ビット)。

dynabook REGZA PC D711/T3DW
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 12万円前後(9月中旬発売予定)

 『dynabook REGZA PC D711/T3D』は21.5インチワイドのフルHD液晶一体型。チューナーは地デジのみで、CPUがCeleron B800(1.5GHz)のお手頃テレパソ。メモリー4GB、1TB HDDを搭載し、光学ドライブはDVDスーパーマルチを備える。

●ノートPC(5シリーズ)

 ノートPCにはネットブックを除く全モデルに“東芝高速スタート”機能を採用し、モデルごとの差はあるものの従来機よりもOS起動速度が速くなった。

dynabook Qosmio T751/T8DR
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 20万円前後(9月中旬発売予定)

 地デジノートPCは“Qosmio”ブランドを継続。『dynabook Qosmio T751/T8D』はデジタル3波×2とCore i7-2670QM(2.2GHz)を備え、長時間録画に対応する。メモリー8GB、HDD 750GB、15.6インチワイド液晶(1366×768ドット)、BD-R/REドライブを搭載。

dynabook Qosmio T551/T6DW
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 18万円台半ば(9月中旬発売予定)

 『dynabook Qosmio T551/T6D』はCore i7-2670QM(2.2GHz)、メモリー8GB、HDD 750GB、15.6インチワイド液晶(1366×768ドット)、BD-R/REドライブを搭載。チューナーは地デジのみ。下位モデル『T551/T4D』は、Celeron B800(1.5GHz)、メモリー4GBで“インテル ワイヤレス・ディスプレイ”に非対応だが、予想実売価格14万円台半ばとお手頃だ。

dynabook T451/46DB
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 14万円前後(9月中旬発売予定)

 15.6インチワイド液晶(1366×768ドット)を採用するスタンダードノートPC『dynabook T451』。最上位モデル『T451/46D』はCore i5-2430M(2.4GHz)、メモリー4GB、HDD 750GB、DVDスーパーマルチを搭載し、“インテル ワイヤレス・ディスプレイ”に対応する。

dynabook R731/38DK
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 20万円前後(9月中旬発売予定)

 バッテリー駆動時間13時間、OS起動速度10秒(東芝高速スタート時)のモバイルノートPC『dynabook R731』。SSD 128GBを採用し、重量約1.41kgの最上位『R731/38D』は、Core i7-2640M(2.8GHz)、メモリー4GB、DVDスーパーマルチ、13.3インチワイド液晶(1366×768ドット)を搭載する。新カラーに“シャンパンゴールド”を追加。下位モデル『R731/37D』は750GBの大容量HDDを備え、予想実売価格は17万円前後。

dynabook N300/02DD
東芝2011秋冬モデル
予想実売価格 5万円前後(9月中旬発売予定)

 Atom N570(1.66GHz)と10.1インチワイド液晶(1024×600ドット)を搭載するネットブック。新たに長時間バッテリーを採用し、従来機から約3.4時間増しとなる約7時間駆動(公称値)を実現した。メモリー1GB、 HDD 250GB、OSはWindows7 Starter SP1(32ビット)。

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