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【ベストバイ】タッチパネル派もキーボード派も納得のWindowds7スレート『LIFEBOOK TH40/D』を使った!

2011年08月02日 09時30分更新

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 10.1インチのスレートPCの液晶を持ち上げるとキーボードが現われる、ユニークなスレートPC『LIFEBOOK TH40/D』が発売された。CPUはAtom Z670(1.5GHz)、ストレージはHDD 120GBを搭載する。
 
操作しやすいタッチパネル液晶
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↑10.1インチのタッチパネル液晶は反応がよく、スレートPCとして十分活用できる。
液晶をスライドして持ち上げる
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↑液晶を持ち上げるとキーボードが出現。液晶部はヒンジで支えられているだけだが剛性はある。
ノートPCのように使う
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↑液晶ディスプレーをキーボード部分に立てればノートPCとしての使い方ができる。ただし、液晶の角度は固定だ。

  

 キーボード部はキーピッチが16.2ミリで、打ちにくいキーもなく余裕のあるサイズ。パームレストがないため、タッチパッドのスペースはなく、キーと同じサイズのフィンガーポインターを搭載している。ポインターを指でなぞってカーソルを動かす独特の操作に最初は戸惑うかもしれない。


指でスリスリ……
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↑スペースキーの右にフィンガーポインターを配置。キーと同じサイズ。タッチパッドのように指でカーソル操作する。ポインターのとなりにマウス右ボタンキーがある。
スクロールは直接画面で
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↑フィンガーポインターでの画面スクロールは難しい。直接画面をタッチしてスクロールするのがスムーズ。

  

 本体重量は約1.1kg。片手で持ち続けるにはやや重量を感じるが、キーボードを搭載しているということを考えるとノートPCとほぼ同等だ。バッテリー駆動時間は実測で約4時間10分。これは一般的なアンドロイドタブレットと比べると約1時間程度短い。しかし、ウィンドウズだと使い慣れた環境をそのまま移行できる点はラク。オフィス搭載のモバイルPCとして考えるなら、とても魅力的な一台だ。


本体左側面インターフェース
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↑写真左から、HDMI出力、SDカードスロット、音声入出力端子、音量調節ボタンを配置。
本体右側面インターフェース
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↑写真左より、電源ボタン、USB2.0×2、電源コネクターを配置。

 
 

コンパクトな電源ユニット
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↑電源ユニットはコンパクトで、重量は約304g。持ち運びもラクだ。

 
編集部 田中のココがポイント!
 バッテリー駆動時間がややもの足りないのは気になるが、外出先でワードやエクセルを活用できるオフィス搭載のスレートPCとしては魅力的。本体の発熱もそれほど気にならない。ウィンドウズ機なので、周辺機器の接続やソフトのインストールなどアンドロイド端末よりもモバイル活用の幅が広がりそうだ。

 

●富士通
●実売価格 7万3000円前後
 
 
<SPEC>
CPU Atom Z670(1.5GHz)
メモリー 1GB(最大1GB)
ストレージ HDD 120GB(4200回転)
液晶ディスプレー 10.1インチタッチパネル(1024×600ドット)
通信機能 802.11b/g/n、Bluetooth3.0
インターフェース USB2.0×2、HDMI、SDカードスロットほか
バッテリー駆動時間 約6時間(公称値)
OS Windows7 Home Premium SP1(32ビット)
サイズ/重量 274(W)×188(D)×17.4(H)mm/約1.1kg

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