「は?」ですよね……。コレ、過去の週アスの特集記事なのです。引っ越しで出てきて、ちょっと懐かしくなってしまいまして……。
PDAといえば、何はさておきまずPalm(ご存じない方はWikiなどで)。今日のスマホブームは、かつての(規模は小さくとも)Palmを中心としたPDAブームの上に成り立っているということは疑う余地もありません。
1996年、Palmは個人情報をローカルPCと同期して持ち歩くというコンセプトで登場しました。クラウド・コンピューティングというコトバはまだありませんでしたが、今日のスマホでできることの基礎がこの時点でかなりの部分実現されていたのには驚きです。通信の融合とクラウド化という大きな進化を経ていますが、基本コンセプトは脈々と引き継がれているように感じます。
ほかにも八島さん、山田さん、Twitの作者として知られるCHEEBOWさんなどに協力いただき、たくさんの記事をつくったものですが、そのほとんどの方々が今もスマホ業界(に限らず)で大活躍されています。ノスタルジックでセンチメンタルなビザビM谷店長は、大事にPalm機をコレクションされており(→証拠)、週に一度は眺め、当時お付き合いしていた女性を思い出して涙を流しているそう……。
……って書くと、もうPalmがないみたいですが、カタチを変えて生きています(→証拠)。日本復活も期待できるかな?
ちなみに……
ケータイ裏技大特集 |
↑同じ号の特集。当時のケータイは今の基本機能が発展途上だったことがよくわかる内容です。絵文字メールって知ってる? |
スマートフォンの定義って未だ曖昧ですが、個人的には【(PDA+ケータイ)×進化】って感じ。だって、当時PDAとケータイを持ち歩いていたのが、今スマホだけになっていますから。週アスもスマホ特集はやるけど、ケータイ特集はやらなくなった。少なくともPC以上にパーソナルなモバイルコンピューターであることに違いありませんよね。
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