5月11~14日、韓国ソウルでWorld IT Show 2011(WIS 2011)が開催。韓国のIT関連最新製品やサービスに加え、スマートフォンも各社から最新機種が多数展示されました。
サムスン電子とLG電子の熱き競争 |
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WIS 2011には大企業から中小まで多くの韓国企業が出展を行なっています。中でも最大規模の展示を誇っていたのがサムスン電子とLG電子。両者ブースは隣りあわせで、お互いが最新製品をずらりと並べ熱い競争を繰り広げていました。なお、スマートフォンの展示は既存の全モデルではなく、最新機種のみそれぞれ5、6機種ずつを展示。全機種を展示するとそれこそブース内がスマホだらけになってしまう、ということから内容を絞っているのかもしれません。
発売されたばかりのGalaxy S IIは大人気 |
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Nexus Sはホワイトモデルも出てます |
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サムスン電子ブースで人気だったのは4月に発売になったGalaxy S II。国内3つの全キャリア向けに3種類のモデルが投入されており、多くの来訪者からの注目を集めていました。またNexus Sはホワイトバージョンも登場し、こちらの人気も高いようです。
Galaxy Sの派生、Galaxy S Hoppin |
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スリムで高解像度なGalaxy Neo |
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日本未発売モデルもいくつか展示されていました。GalaxyS HoppinはSK Telecomが提供するIPTV、インターネット、スマートフォンでシームレスにTV放送を視聴できる"Hoppin"サービスに対応した製品。基本スペックはGalaxy Sと同等で、デザインはやや角ばっています。本体サイズは122.4×64×10.9ミリ。また本体サイズが115.9×56.9×12.1ミリとスリムなGalaxy Neoはミッドレンジとハイエンドの間を埋めるモデル。上位機種よりも本体サイズを小さくしながら、画面解像度は800×480ドットを確保しています。
Galaxy TabはWi-Fiモデルも登場 |
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Galaxy Tabは韓国ではW-CDMAモデルのほかに、WiBro(韓国版WiMAX)モデル、そしてWi-Fiオンリーモデルの3種類が出ています。韓国はホットスポットが充実していますしWi-Fiモデルは価格が安いため、3G版よりもこちらを買う人が増えているそう。日本投入もぜひ御願いしたいですね。
LGの4.3インチ大画面スマホOptimus Big |
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カラーはホワイトに加えブラックも |
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LG電子ブースには日本未発売モデルがズラリと並んでいました。イチオシ製品は4.3インチの大画面ディスプレー搭載のOptimus Big。Andorid OS 2.2、4.3インチWVGA NOVAディスプレー、5メガピクセルカメラなど同社のフラッグシップに相応しいスペック。本体サイズは132×67.3×10.1ミリ。CDMA2000キャリアのLG U+から販売されているということもあり、auからの登場も期待したいところ!
世界初デュアルコアCPU搭載Optimus 2x |
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ドコモから登場? Optimus Black |
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最近はデュアルコアCPU搭載のスマートフォンが増えていますが、その世界初の製品となるのがOptimus 2x。世界でも韓国で先に発売されており"爆速スマホ"として注目を集めているとのことです。またシックな表面仕上げのOptimus Blackはデザインの良さが人気。ドコモからもこの夏に同系モデルが出ると噂されていますが、スタイリッシュなスマホだけに日本でも人気が出そうですね。
韓国では大きな話題のOptimus 3D |
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背面にデュアルカメラを搭載 |
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世界初のデュアルカメラ搭載で3D撮影が可能なOptimus 3Dは、ブース内で3D対応TVに接続してのデモが注目を集めていました。実はWIS 2011の会場には3Dテレビの展示も多く、サムスン電子、LG電子の両ブースにも多数の製品が目立っていました。スマホだけ3D対応では使う機会も少ないでしょうが、家庭のTVでも3D視聴が可能となればOptimus 3Dのような端末も人気が出てくるのでしょう。
韓国はサムスン電子、LG電子両者の最新モデルがすぐに国内投入されており、日本から見るとうらやましい限り。WIS 2011で展示されていた製品のいくつかもぜひ日本で発売してほしいものですね!