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【写真大量】Tegra2に惚れるッ!! auのAndroid3.0搭載タブ『XOOM』ファーストインプレ

2011年04月11日 22時47分更新

派手なパッケージと意外にシンプルな中身
au MOTOROLA XOOM
↑外観の箱はなんともアメリカンな感じ。ちょっとマザーボードやグラボの箱っぽくもあるアートワーク。付属のマニュアル類は簡易版のみで、極シンプルな内容物です。

  先週金曜日に発売になったauのAndroid3.0搭載タブレット『XOOM』。もちろん週アス編集部でもゲット済み。タブレット用OSということで、UIはこれまでのAndroidと近い部分もあれば、まったく新しい部分もアリ。正直、いきなり触るとギョッとします(アプリケーションドロワーやサブメニューボタンが“右上”にあったり)。

 まだ数時間使ってみたところの、まさに“ファーストインプレッション”ですが、Tegra2の圧倒的な速さによる快適性の高さは素晴らしいの一言。デュアルコア、マルチスレッド、マルチタスキングという最近のスマートデバイスを象徴するカタカナ語よりも、“圧倒的な速さ”はストレートに伝わってきます。
 それにこのソリッドなデザイン。CES2011で展示実機を見かけた時も言っていたんですが、僕は好きですね。

感涙ものの“M”起動ロゴ
au MOTOROLA XOOM
↑電源投入直後に現れる起動画面。海外端末好きなら、これだけでメシが5杯は食えるというロゴが! モトローラを買ったんだという感がこみ上げます。
カメラ周辺を拡大すると・・・・・・
au MOTOROLA XOOM
↑左から、レンズ、フラッシュ、スピーカーのスリット、電源ボタン。実機を触ると、この電源の位置は、結構考えてつくられているのがわかります(後述)
XOOMの背面
au MOTOROLA XOOM
↑下側のグレー部分はメタリックな質感、上側の黒い部分はラバーコート。向かって右側のカメラ用フラッシュの隣に、なんと電源スイッチ(!)。
ボタン類はシンプルの2つのみ
au MOTOROLA XOOM
↑Android特有の戻るボタンなどが画面上のソフトウェアキーになるため、物理ボタンはこの音量調節と、背面の電源ボタンのみ。シンプルです。
マルチタスキングの神髄!
au MOTOROLA XOOM
↑カメラで写真を撮りつつ、左下のタスク切り替えボタンでタスクリスト(画面左端)を表示中。ここでアプリを切り替えると、待ち時間なく瞬時に切り替わります。速い!
背面電源ボタンの秘密!?
au MOTOROLA XOOM
↑こんな具合に、両脇を手で持つと、ちょうど人差し指がくる位置に電源があるんです。電源のオン/オフの流れを考えてのボタン位置であるようです。
3.0のアプリ一覧画面
au MOTOROLA XOOM
↑Android2.x系ではホーム画面下部のボタンを押すと出てくる一覧画面。3.0では右上のボタンを押すとでてきます。画面下部では、左右計4枚の画面も表示。
ニコニコ動画も問題なく再生
au MOTOROLA XOOM
↑このレベルのコメント数なら問題なく再生。そもそもiPadでは再生できない動画も少なくないので、この点は比べるべくもありません。快適。
まったり再生は横画面が◎ですね
au MOTOROLA XOOM
↑横画面だと専用プレーヤーのよう。快適な動画再生が楽しめます。寝室での寝モバモードのときはコレですね。
週アスPLUSを横で表示
au MOTOROLA XOOM
↑横方向に1280ドットあるので、表示自体は余裕。iPadよりも解像度は高いです。
週アスPLUSは縦表示の相性◎
au MOTOROLA XOOM
↑無理なくスマートに閲覧、という意味では縦表示がイイ感じ。自分で使うときは、基本こっちだなー。
気になる書体は・・・・・・?
au MOTOROLA XOOM
↑XOOMに組み込まれている日本語フォントはこんな感じ。当たり前ですが、ランゲージ設定を日本語に変えただけの“中華フォント”ではありません。

  個人的にTegra2のパワーに多いに期待するところのFlash再生支援は、現時点でも軽めのFlashゲームレベルはまったく問題なし。ニコニコ動画の視聴も大抵はなんなくこなしてます。
 弾幕の激しい動画では、少し重そうな描画が見られますが、関係者に聞いたところでは、FlashPlayerの最適化はまだまだできるそうです。要するに、OSが新しすぎて、チューニングまで追いついてない、と。Tegra2の本当の実力はこんなものじゃないのね。

 動画や音楽再生に関しては、XOOMのちょっと変わったステレオスピーカーの位置がキモです。手で持って聞くのと、デスクに寝かせて置くのとで「!!」というくらい音の響き方が違う。
 寝かせた方が、背面にあるスピーカーの音が反射して、グッとサラウンド感が増すようです。ハッキリ言って別モノ。
 店頭で音を聞くときは、ぜひ展示台などに置いた状態(背面に音が反射する壁がある状態)で聞いてみてください。

 そうそう、パワフルだということで誰もが気になるバッテリー駆動時間ですが、これはまったく心配の必要なさそうです。詳細なバッテリーベンチは続報の記事に譲りますが、数時間にわたってFlash動画再生5・ウェブブラウジング3・少しゲーム2、という使い方でも、まだ20パーセント以上残量があります。大半の時間で動画再生をしているわけで、普通にネットを見ているぶんにはもっともつはず。
 これは使い込み甲斐のある機種になりそうです。迷ったら、買うべし。

LG『OptimusPad』と大きさを比較
au MOTOROLA XOOM
↑気になるLG『OptimusPad』(上)との比較。写真で撮るとあまり違いがわかりませんが、実機では画面の大きさの違いは一目瞭然な感じ。編集部ではOptimusPadを推す女子もいます。
対応ゲームがスグ探せる『TEGRA ZONE』
au MOTOROLA XOOM
↑NVIDIAによる、Tegra2の性能を活かす最新アプリを紹介するアプリ『TEGRA ZONE』。マーケットプレイスに並ぶ前のアプリも、ここでは紹介されています。
Flashゲームも問題なし
au MOTOROLA XOOM
↑懐かしのFlashゲーム『クリムゾンルーム』をXOOMでプレイ。触りの部分で見る限り、何も問題なし。SNSのブラウザゲームはちょっと重かったです。
GメールUIもタブレット用になる
au MOTOROLA XOOM
↑Gmailにアクセスすると、タブレットデバイス専用のUIで表示。使いやすいのは当然として、画面の大きさを考慮した専用UIというのはとっても大事。
AndroidMarketも3.0仕様!?
au MOTOROLA XOOM
↑Androidマーケットも専用UIになるようです。スマートフォンで見ているのとはまた違って、タブレットにはコッチの方がイイ。
YouTubeでも無駄に3D
au MOTOROLA XOOM
↑GPU支援を描画の端々で使いまくるのがAndroid3.0の凄いところ。3DふうのYouTubeタイル表示もGPU支援によるもの。パワフルだからこそのリッチ描画!
Tegra2対応ゲーム『DungeonDefenders』
au MOTOROLA XOOM
↑本格アクションロールプレイング。日本語化はされてませんが、そんなに難しい英語は要求されなそうでした。
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