週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

MHP 3rdファンの楽しい一日! 『ゲームの電撃感謝祭2011』開催!

2011年03月09日 06時11分更新

  3月6日、ベルサール秋葉原で『ゲームの電撃感謝祭2011』が催された。中でも注目なのが、カプコンのPSPソフト『モンスターハンターポータブル3rd(MHP 3rd)』のクリエイターが参加するスペシャルトークショー。会場に“モンハン”テーマソングが響く中、ステージに登場したのは、プロデューサーの辻本良三氏、ディレクターの一瀬恭範氏、そして『電撃PlayStation』の西岡美道編集長の3名。
 

電撃感謝祭2011

 トークショー最初のコーナーは、『電撃PlayStation』へ読者から寄せられた質問に、クリエーター陣が答える“教えて辻本プロデューサー、一瀬ディレクター”。

 最初に取り上げたのが「好きなモンスターは?」という質問。

電撃感謝祭2011
↑辻本氏は好きなモンスターを“ジエン・モーラン”と回答。理由は「とにかくデカイから」とのこと。
電撃感謝祭2011
↑一瀬氏は「3年間の開発の中で最も長くいっしょにいたから」という理由で“ジンオウガ”と回答。

 ジンオウガは、デザインを起こすだけで約1年費やしていることも明かされた。一瀬氏が愛着がわくのもうなずける。
 

 次の質問は「モンスターの名前の由来を教えてください」。


 『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの名前は、様々な言葉の意味を組み合わせて考えられることが多いそうだ。

 “ウルクスス”というモンスターは、白熊とウサギのイメージを掛け合わせたことから、クマを意味する“ウルク”とウサギを意味する“クルス”をくっつけ、文字を整えて“ウルクスス”となったそうだ。
 

 

 また、『MHP 3rd』を象徴する“ジンオウガ”は、本作の村や世界観が“和”をテーマにしているので、モンスターの名前も「和名っぽくしたかった」とのこと。“ジン”は神や迅雷を表し、“オウガ”は鬼や野山の王様といった意味合いが込められている。
 

 巨体と尻尾が特徴的な“ドボルベルグ”については、「山のような大きなイメージ、山が歩くイメージ」から考えられた。「硬い」という意味の“ドゥーボ”、「歩く=ウォーク」、「ベルグ=山」というような意味を併せ持っているそうだ。

 そのドボルベルグに関連して三番目の質問が上げられた。

「ドボルベルグの特徴のひとつである大きな尻尾は、どういった構造になっているのか?」というものである。

 ドボルベルグの尻尾は部位破壊すると先端部分がはがれ落ち、丸い骨の部分が露出するが、はがれ落ちた部分は甲殻状の物質が硬質化したものだという。その部分は生態的には数ヵ月で再生し、元に戻るそうだ。

 続けて「クリエーター2人がふだん使っている武器は何?」という質問が挙げられた。

これに対し、辻本氏は「守備が苦手なので“ハンマー”」、一瀬氏は「同じく守備が苦手だが、人を影から支える側が好きなので“狩猟笛”」と回答した。

 また、「どんなおともアイルーを育てているか?」という質問も。
 

  辻本氏は、まず名前をつけ、その性格にあった性格、攻撃方法を決めるそうだ。つける名前は、開発スタッフの名前だったりする。
 同様に、一瀬氏も最初に名前をつけ、「いろんなタイプの子をバランスよく育てる」そう。ちなみに辻本氏の場合、アイルーにつける名前は歴代の受付嬢だそう。

電撃感謝祭2011
↑4月1日配信予定のコラボクエスト『電撃の双舞踏』のプレーデモが行われた。

 ステージ最後のコーナーでは、4月1日から配信される、電撃との新コラボクエスト“電撃の双舞踏”に3人で挑戦!! 
 場所は闘技場、電撃攻撃がやっかいな“ギギネブラ亜種”2頭が相手モンスター。クリアーすれば、コラボ武器である『ライトニングワークス』の作成に必要なチケットが手に入るとのこと。

電撃感謝祭2011
↑ギギネブラ亜種2頭が相手。闘技場の限られたスペースで電撃攻撃はやっかいなはずだ。

 戦闘前に入浴するのを忘れ、体力ゲージが少ないままバトルに突入してしまった辻本氏が何度も捕食され、モドリ玉でベースキャンプに戻り、回復するといったシーンがよく見られた。 

電撃感謝祭2011
↑3人それぞれの画面を同時表示。途中、辻本氏と一瀬氏が共に力尽き、西岡編集長がひとりでモンスター2体から集中攻撃を受けるといった場面も。

 ようやくチームワークが出てきた三人は、20分を過ぎたところでクエストを達成!

 最後に、辻本氏から『モンスターハンターフェスタ'11』についての説明が行われた。このイベントは、『モンスターハンター』ファンのための祭典で、全国的に行われる。“日本一上手いハンター”を決めるべく、6都市で地区大会、5月22日に東京で決勝が行なわれる。週刊アスキー編集部からは、メディア大会を勝ち抜いた千葉&岩倉チームが、東京予選に出場予定。

●モンスターハンターフェスタ'11

http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/festa11/

 【地区大会スケジュール】

3月13日(日) 【福岡】 西日本総合展示場 新館A・B・C展示場
3月19日(土) 【名古屋】 ポートメッセなごや 第1展示場
3月21日(月) 【東京】 幕張メッセ 4~6ホール
3月27日(日) 【仙台】 サンフェスタ 全館
4月3日(日) 【札幌】 札幌コンベンションセンター 全館
4月10日(日) 【大阪】 インテックス大阪 4号館・5号館 
 

【決勝大会スケジュール】

5月22日(日) 【東京】 TFTホール(お台場)  ※事前応募制 
 

 入場無料なので、ぜひ一度足を運んでみては?

 とモンハン中心でお伝えしましたが、見どころ満載だったイベントの様子をちょこっとお届けします!

 

電撃感謝祭2011
↑開催前には1000人以上の参加者が列をつくった。
電撃感謝祭2011
↑にぎわう物販ブース。中でも人気だったのが『薄桜鬼』グッズ。
電撃感謝祭2011
↑猫耳メイドさんも会場で発見!
電撃感謝祭2011
↑会場の地階では、アドホックパーティーができるテーブルを設置。
電撃感謝祭2011
↑電撃PlayStationスタッフが育成した“オトモアイルー”配布コーナーも人気だった。
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう