週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

2011年02月01日 12時00分更新

作者TweetDeck Inc
価格:無料
カテゴリ名:ソーシャル
バージョン:1.0.6
作者サイトURL:http://www.tweetdeck.com/android_on_android/

「TweetDeck」は、Twitterのツイートを中心として、複数のSNSの閲覧や投稿にも利用できるクライアントアプリです。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

すでにパソコン版の「TweetDeck」を愛用しているという人も少なくないでしょう。使いやすさとクールなデザインの外見の両方を備えた「TweetDeck」が、Android端末に対応したとなれば、使ってみるほかありませんよね。

それではさっそく、Twitterを中心にその使い勝手を見ていきましょう。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

初回に起動するとこんな画面が表示されます。「TweetDeck」には、複数のSNSアカウントを同時に利用できるという特徴がありますが、ここに表示でされている「Twitter」以外に、「Facebook」「Buzz(Google Buzz)」「Foursquare」が利用できるSNSということになります。さっそく、メインとなるTwitterのアカウントを設定しましょう。「Add Twitter」をタップします。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

ここで、Twitterのアカウントを入力します。言うまでもないでしょうが、アカウントを持っていない場合にはあらかじめ取得しておいてください。最後に「Sign in」をタップしたら終了です。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

登録が完了したら、アカウント画面にユーザー名が表示されます。アカウントをタップするとログインできます。

なおこのアカウント画面は「TweetDeck」のメイン画面から任意に表示でき、新しいアカウントをいつでも追加できます。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

これが標準状態のタイムラインです。やや字が大きいかもしれません。その場合はメニューボタンを押して「Text Size」から調整してみてください。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

ツイートをタップすると、その詳細が表示されます。リツイートや@返信はここから行います。また、ツイートにリンクが含まれている場合は、ここからジャンプできますし、画像へのリンクが含まれていればここにその画像も表示されます。

タイムラインから直接リンクをたどったり、タイムラインに画像のサムネイルが表示されたりはしないのですが、Android端末の場合は画面の大きさが限られますので、このようにワンクッションあったほうがタイムラインが見やすいと思います。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

タイムライン画面の下には、4つのアイコンが表示されています。いちばん左のアイコンをタップすると、新規にツイートできます。ツイートするときには、画像を添付したり、位置情報を付加することも可能。Android端末の機動性を十分に活かしたツイートができます。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

そして「TweetDeck」の大きな特徴の1つが、複数の「カラム」を使えることです。「カラム」とは、簡単に言えば「表示欄」のことです。各「カラム」にはタイムラインのほか、リストやハッシュタグで抽出したツイートを表示できますし、ほかのSNSのタイムライン(に該当するもの、たとえば「Facebook」の「フィード」)も平行して表示することができるのです。

複数の「カラム」は、画面を左右にスライドすることで切り替えることができます。画面上部には、現在どのカラムを表示しているかが、黄色い「●」で表示されています。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

続いて、タイムライン下の人の形のアイコンをタップすると、ユーザーに関する操作ができます。ここにユーザーを登録しておくと、その人のユーザー情報やツイートをすぐ確認できます。登録には、空欄をタップしてフォローしている一覧からユーザー名を選択します。

また画面下の検索ボックスからはユーザー名の検索もできます。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

タイムライン下の「+」アイコンをタップすると、カラムの追加ができます。カラムの追加には自分のアカウントをタップし、リストや記憶されているハッシュタグ、検索キーワードなどを選択して新規カラムを作成します。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

なお、上部の検索ボックスからは、ツイートのキーワード検索できます。上の画面はハッシュタグ「#tokyofm」で検索しています。そのキーワードやハッシュタグを使ったカラムの登録も可能です。このカラムの上手な使い方が「TweetDeck」の使い勝手を決めると言っても過言ではありません。

軽快・多機能なSNSクライアント「TweetDeck」

最後に、タイムライン下のコンパスアイコンをタップすると、マップが表示されます。「Foursquare」を利用していると、現在地の周囲で登録されている場所がアイコン表示され、各アイコンをタップすることでその場所の詳細を確認することができます。

画面いっぱい動き回るドロイド君に癒されるライブ壁紙「Shake Them All! Live Wallpaper」

タイムライン画面を含む各カラムでメニューボタンを押すと、このようなサブメニューが表示されます。

画面いっぱい動き回るドロイド君に癒されるライブ壁紙「Shake Them All! Live Wallpaper」

「Column Settings」をタップすると、各カラムの設定ができます。通知や自動更新のタイミングなど、カラムごとに設定ができるので、ここで細かい設定をすると「TweetDeck」の使い勝手がよりアップします。

画面いっぱい動き回るドロイド君に癒されるライブ壁紙「Shake Them All! Live Wallpaper」

「Facebook」のアカウントを追加すると、背景が青色でフィードが表示されます。Twitterと区別がつきやすいので、誤ったレスを返すこともないでしょう。

このように「TweetDeck」は実に多機能なTwitterクライアントであると同時に、総合的なSNSクライアントでもあります。そして、その動作が軽快なのも大きな特徴。今回私はXperiaで試用したのですが、いずれの操作もスイスイと快適でした。TwitterをはじめとしてFacebookやFoursquareなど複数のSNSを使っているのでしたら、一度はぜひ使ってみてほしいアプリです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう