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名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」

2010年11月04日 12時00分更新

作者名:Lost Link Search
価格:無料
カテゴリ名:カスタマイズ
バージョン:1.1
作者サイトURL:http://lostlinksearch.net/

「東海道五十三次」は、歌川広重の浮世絵、東海道五十三次が日替わりで楽しめるアプリです。

名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」

歌川広重をご存知でしょうか。ゴッホなどの、印象派の画家たちにも影響を与えたという、江戸時代を代表する浮世絵師です。名前は知らなくても、彼の代表的な作品を見れば、思い出す方も多いはず。そんな歌川広重の代表作のひとつ、東海道五十三次は、現在の東京日本橋から京都まで、東海道にある53の宿場町を描いた55点の連作です。この作品を、Andoroid端末のウィジェットとして日替わりで楽しめるのが、この「東海道五十三次」です。現在は、東京から京都まで新幹線で2時間ほどですが、当時は2週間以上かけて旅をしたそうです。歩いて旅をするように、毎日1作品ずつ、ゆっくり浮世絵を鑑賞するのはいかがでしょう。

名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」

マーケットからアプリをインストールをしたら、ホーム画面に戻り、画面を長押ししてウィジェットの設定をしましょう。ウィジェットとしてはかなり大きなものなので、ホーム画面上に表示してあるアイコンが多いと配置ができないので、注意してください。

名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」
名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」

設定後に表示されるのが、冒頭の画面です。そして、ウィジェットの左下には、「地図」ボタンがあります。ここをタップすると、ブラウザが起動して浮世絵のもとになった宿場町の位置が地図で表示されます。現代の地図を見ると、新しい発見があります。東海道線の駅があり、昔も今も栄えていることがわかったり、近くに城跡があれば、そこが城下町であったことを知ることができます。地図を見て、さらに新しい発見があるのも、このウィジェットの楽しいところです。

他の宿場町も鑑賞してみましょう!

名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」

江戸から22番目の「藤枝宿」。城下町で塩の産地でもあり、街道の分岐点であったことから栄えた宿場です。

名画とともに東海道をバーチャル旅行「東海道五十三次」

江戸から23番目の「島田宿」。「越すに越されぬ大井川」と歌にも詠まれた、大井川の手前(江戸方面から)にある宿場。雨で大井川が増水すると、足止めされた旅人で賑わったそうです。

江戸時代の風俗を観察し、旅気分が満喫できるウィジェットです。毎日少しだけ時間を割いて、名画の鑑賞。優雅ですね!

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