週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

2010年07月15日 12時00分更新

作者名:Kou Kirishima
価格:無料
カテゴリ名:交通
バージョン:1.5.0
作者サイトURL:http://sites.google.com/site/traintrafficmonitor/

「列車運行モニター」は、指定した地域の鉄道に遅れがないか、ひと目でわかるウィジェットです。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

対応エリアは、日本全国。条件を設定し、いつも利用している鉄道の遅延情報だけを知る、なんてことも可能です。

朝日インタラクティブが運営している「鉄道コム」のデータを使っているそうで、JRや私鉄の運行情報ページの「更新情報」を掲載しているのが特徴です。なので、本アプリを使うと「○○線の情報が掲載されています」とは表示されますが、「今○○線は何分遅れています」という情報は、ウィジェットには出ません。それらの情報はリンク先の鉄道各社のウェブページへ行って見るのです。こう書くと「なんだ、何分遅れているか見るのはブラウザか」と思いがちです。しかし、対応地域と対象会社が広く、一括で情報を得られるうえ、「設定」が便利なので実用性は十分です。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

アプリをインストールしたら、ウィジェットを配置します。ホーム画面の空いているところを長押しし、「列車運行モニター」をタップします。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

すると次に、設定画面が表示されます。まずは、「表示対象」という項目で、表示する場所を選択しましょう。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

北海道、東北、関東と続き、下へスクロールすると「新幹線」や「全地区」といった選択肢があります。これらは、出張するときなどには便利な設定です。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

また、「フィルタ有効」をオンにすると、フィルタに入力した文字列に一致する情報を表示します。「JR」にすればJRだけの情報が表示されます。「小田急」など、自分がよく使う路線名を入力しておくのもいいでしょう。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

情報の更新間隔は、1分~1時間の間で決められます。更新間隔を短くしておけば、常に最新の情報がわかるので安心です。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

また、「遅延発生時設定」をオンにすると、遅延が発生したときのみ、ここで設定した更新間隔を使います。普段は30分間隔の更新にしておいて、遅延時は1分間隔といった使い方がいいでしょう。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

ただし、24時間ずっと一定間隔で更新していると、バッテリーを普段よりも多く消費してしまいます。そこで利用したいのが、「更新時間制限」です。この設定をオンにすると、ウィジェットの更新を行う時間帯を決めることができます。たとえばデスクワークが多い人であれば、こうした交通情報は、出社と退社の時間帯だけわかればいいものです。そこで、それらの時間帯だけをチェックすれば、それ以外の時間は情報の更新を行いません。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

設定が終わり、実際にウィジェットを表示させてみると、早速、黄色いビックリマークが。遅延情報があるようです。なお、この画面のウィジェット内にある「全地区」という表示は、「表示対象」で選択した地区です。また、「F」マークはフィルタが有効、その下の数字は、更新時間制限でチェックした時間帯です。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

ウィジェットをタップすると、各社の更新情報が表示されます。どの路線に遅延が出ているか、その情報が何時のものかは、一目でわかります。あとは、ここでURLをタップすれば、各社の具体的な遅延情報が確認できます。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

また、この状態でメニューを開くと、情報の手動更新が可能。また「設定」をタップすると、先に説明した最初の設定画面が表示されます。設定を変更したいときに使いましょう。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

また、何も情報がないときは、このように緑のアイコンが表示されます。

列車の遅れがホーム画面でわかる「列車運行モニター」

もちろん、タップしても何も表示されていません。これは遅延がない、ということになります。

遅延情報だけなら、乗換検索ができるアプリにも搭載されています。しかし、フィルタを使って情報を絞りこんだり、細かく地域や更新時間を設定できるのが、「遅延」に特化した本アプリならではの強み。「列車運行モニター」で、すばやく確実な運行情報を入手しましょう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう