週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

2010年04月01日 20時22分更新

作者名:Rob Franz
価格:無料
カテゴリ名:エンターテインメント
バージョン: 1.2.7
作者サイトURL:http://rfdevelopment.blogspot.com/
 

「Call Faker(Pre-2.0)」は、ケータイにも搭載されていることが多い「見せかけコール」をしてくれるアプリです。
 

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

たとえば、夜道を一人で歩いていたら誰かが後をついてきている、なんて場面があったとします。そんなとき、このアプリを使えば電話をしているフリをして様子を伺うことができます。そこまで怖い場面でなくとも、煮詰まった会議の場で、電話がかかってきたフリをして外で少し気分転換をする、といった使い方も可能です。
なお、インストール後にアプリケーションタブを開くと「Call List」という名前のアプリがあります。これが「Call Faker」です。呼び出しを偽装するだけでなく、アプリの名前まで変えて自身を偽装する徹底ぶりです。

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

アプリを開くと画面中央に広告が表示されます。ここでメニューを開きます。

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

「Immediate call!」を押すとホーム画面に戻り、最初から設定されている偽装電話が10秒後に始まります。また、通話中には実際にサンプルの英会話が流れます。それに合わせて話したり、自由に会話を自作自演すれば、電話に応答している“フリ”ができます。電話を切るのは通話ボタンや電源ボタン。本物そっくりです。
 

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

ただし英語版なので、万が一、画面を見られると怪しいと思われてしまいます。しかし、そんな心配もご無用。自分で偽装電話を作り込むことが可能です。

メニューから「Create」を選択します。ここでは画面に表示する名前、電話番号、電話を鳴らす時間を決められます。直接文字を入力してもよいのですが、「Set Contact」を選ぶと本物の電話帳の表示を選ぶことができます。もちろん本人から電話がかかってくるわけではありません(ただし「Call Faker」中に本人から電話がかかってきた場合、本物の電話に切り替わります)。3つのチェック項目はそれぞれチェックを入れると、「Vibrate」でニセ着信時にバイブレーションを起動、「Ring until disabled」は着信音をずっと鳴らす、「Disable pre-recorded voice」は偽装通話時の英語の音声を消すことができます。

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

「Set Ringtone」では、着信音を決められます。プリセットのものからサイレント、他にも多数用意されています。
 

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

「Set Time」はニセの着信が始まる時間を設定。通常は実際の時間より5分後になっていますが、たとえばお昼の会議を途中で抜け出したい、なんてときには朝から事前に設定しておいてもいいでしょう。ただし設定した時間になればすぐに鳴るわけではなく、あくまで現時点から「何分後」という計算で偽装着信は始まるようです。たとえば「10時53分33秒」のときに2分後の「10時55分」に着信を設定した場合、「10時55分0秒」になってもニセ着信は始まらず、「10時55分33秒」になると着信が始まるのです。

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

また「Record Voice」では、偽装通話時に流れる初期設定の英会話を、自分や他の人の音声に変えられます。もっともらしいニセの“相手”の言葉を作ると、演技がしやすくなります。この録音した言葉は「Clear Voice」で消せます。

見せかけコールをAndroidで実現する「Call Faker(Pre-2.0)」

すべての設定が終了したら「Save and Excuse Now」で保存です。その前に作ったニセ着信を試したい人は「Preview Call」を押すと、着信、通話、終話の一連の操作ができます。「Create」で作成すると、日本語で相手の名前を表示する、といったことができるので、より本物に近付きます。

会議から逃れる口実、不審者対策、人によって使い方が様々に変わりそうですが、機能はとてもシンプルで使い方も簡単。いざ! というときのためにインストールしてはいかがでしょう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう