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自分の声で検索ができる「Google音声検索」

2010年04月01日 20時22分更新

作者名:Google Inc.
価格:無料
カテゴリ名:ツール
バージョン:1.4.1
作者サイトURL:http://www.google.com

「Google音声検索」はその名の通り、言葉を発するだけで検索ができるアプリです。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

使い方はとてもシンプル。アプリを起動すると「お話しください」というウィンドウが現れます。この表示の間に、電話をするのと同じように、検索したいキーワードを発声するだけです。それだけで、すぐに検索結果が表示されます。

ちなみに、発声するタイミングが遅いと「聞き取れません」という表示が現れます。しかし「やり直す」を選べば、再び音声認識画面になるので焦る必要はありません。喋り方はいつも電話で話すのと同じでOK。スマートフォンのマイク部分で音を拾っているので、無理に大声を出したり、ゆっくり話す必要はありません。大抵の場合、いつも通りの音量、言葉で認識します。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

アプリをインストールすると、ホーム画面の検索ウィジェットに音声検索用のアイコンが加わります。これで音声検索がすぐに呼び出せます。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

検索の仕方は文字で検索する場合と同じです。一番簡単なのはキーワードをひとつだけ言う場合。会社名や商品名が簡単に表示できます。天気予報を知りたいときも、そのまま言葉にするだけ。「地名(新宿など) 天気」と言えばいいのです。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

また、住所を言えば検索結果の上に地図が表示されます。画面にある「1-10-1」といった番地部分は「いちのじゅうのいち」と、そのまま言うだけで「の」を「-」に変換してくれます。
 

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

加えて、乗換検索をしたい場合は「地名から地名」でOK。この場合は「京都から東京」と言っただけです。「乗換案内」といった言葉も不要です。その時間にあった乗換検索の結果が一番上に表示されています。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

また、たとえばおもしろい猫の動画を探すこともできます。YouTubeの動画から探すのであれば最初に「YouTube 猫 おもしろ動画」といった言い方でもOKです。検索の際にキーワードの間のスペースも気にする必要はありません。いつも通りのテンポで「ゆーちゅーぶ、ねこ、おもしろどうが」と喋るだけ。検索結果を選択すれば動画が始まります。
 

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

こちらは、観光名所の嵐山を検索する場合の例。もちろん「嵐山」と一言でもいいのですが、その風景を見たいのなら「写真」というキーワードを加えて話すと、検索結果の上に嵐山の写真が表示されます。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

多少長い言葉も認識します。ここではお好み焼屋さんを探しましたが、「レストラン」や「コンビニ」などのキーワードでも大丈夫。近くの店を探したいときに便利です。

自分の声で検索ができる「Google音声検索」

変わり種では、たとえば為替まで調べられます。「1ドルを円で」と言うだけです。ただし「1ドル今何円」と言うと検索結果が変わります。

いろんな検索が可能なので、とりあえずまずは喋ってみましょう。文字を入力するのと違って、検索の修正も喋り直すだけなのでとてもスピーディーですし、何より近未来的で楽しいですよ。

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