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花粉がウヨウヨが目で見えるドコモ『体験!Xi(クロッシィ)花粉ナビ』

2011年02月22日 19時25分更新

 花粉が飛びまくっている毎日、いかがお過ごしですか? 個人的な話で恐縮ですが、目がかゆくてゴシゴシするとアイメイクがとれて困ってます。嗚呼、花粉が見えたらいいのにぃ!!(キィィ~!!!)と思っていたら見えるらしいじゃないですか! ということでドコモ『体験!Xi(クロッシィ)花粉ナビ』イベントに潜入してまいりましたっ!

 こちらのシステムは、ドコモの基地局に設置してある花粉センサーが取得した全国の飛散状況をもとに、ドコモの次世代通信サービスXi(クロッシィ)を使ってGoogle Earth上に可視化するサービス。まだ実験段階ということですが、実用化されたら相当すごい! という内容でした。

Xi(クロッシィ)

 会場の床面に描かれた日本地図の上をWEB カメラが設置されたPCを片手に歩くと、その地域の花粉情報がPCに表示されるというもの。

可視化した花粉

 なお、可視化される花粉ですが、子供たちが描いた『花粉キャラクター』になっていて、相当カワイイ感じです。会場にはキャラを描いた子供たちもイベントに参加していて、とても楽しげな雰囲気に。ちなみにPC画面は名古屋城周辺。今日は花粉が結構飛んでいるようです。

花粉キャラ

 そんな中「なぜ子供の絵? 大人じゃダメなの?」と疑問が浮かんだので、このプロジェクトに参加したアートディレクターの秋山具義氏に直接お話を伺いました。

秋山具義氏

──なぜ今回、子供の作品を採用したのでしょうか?

秋山 子供のほうが自由で、花粉のイメージにとらわれない“花粉キャラ”を描いてくれると思っていたからですね。ネットで調べたり、花粉はこうでないといけない!などの固定概念がないので。期待した通りのおもしろい作品が集まってよかったですね。
 

──今回のプロジェクトでこだわった部分は?

秋山 今回、イベントで使う日本地図のデザインに関してですね。□と〇を使って、全国11ヵ所を5×2型で表わしているのですが、うまくまとまってよかったなと思ってます。
 

日本地図

また、Xi(クロッシィ)の担当者の方にもお話を伺いました。

──今回はGoogle Earthですが、Google Street Viewにも今後は応用可能でしょうか?

 まだ基地局が少ないのですが、局が増えれば可能かと思いますね。

──家を出て、花粉を感じてPCやケータイを空にかざしたら花粉が見えたらすごいなと。

 ですよね。実は基地局は百葉箱というか、今回は花粉なのですが、気象データーが集められるので雨や風についても可能なんですよ。

 ありがとうございました。今後の展開にも期待ですね!

 画面を眺めていると漫画の『もやしもん』を思い出しました。また、『セカイカメラ』的な感覚だなとも。手持ちのケータイなどでリアルタイムで肉眼で花粉を見られるようになったら絶対便利だと思います。

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