週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ビル丸ごと“初音ミク”づくし ノルベサジャックを総力レポート!(物販・アート編)

2011年02月12日 22時00分更新

文● 広田稔 撮影●高橋智 編集●Web担サカモト 

 既報の通り、北海道札幌市にて開かれている第62回“さっぽろ雪まつり”にて、初音ミクをモチーフにした雪像(雪ミク)と氷像(氷ミク)が13日まで展示されている。

  この時期に合わせて、札幌の地下鉄南北線すすきの駅近くにある商業施設“nORUBESA”(ノルベサ)を初音ミクがジャックする“SNOW MIKU for SAPPORO 2011”という企画が実施された(本日12日まで開催)。主にnORUBESAの2階を使って、グッズの販売や作品の展示を実施していた。

 

初音ミクづくしノルベサジャック

 nORUBESAの入り口からして雪ミクのポスターで飾られている。

 

初音ミクづくしノルベサジャック

 中央の吹き抜けを見上げると、至る所にポスターが!

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 物販スペースでは限定グッズを販売したこともあって、午前中から多くの人が詰め寄せて長蛇の列ができていた。スタッフによれば、開始時は少なく見積もっても1000人以上は並んでいたとのこと。年齢層は10~20代……という訳ではなくバラバラで、中年の方も並ばれていた。初音ミクの魅力に年は関係ない!?

 

初音ミクづくしノルベサジャック

 編集部のスタッフもゲットしていた『ねんどろいど雪ミク 楽しい雪遊びエディション』(価格は4000円)。ちなみに11日の一番人気は、札幌市内の地下鉄やバスで使える『ウィズユーカード』(1000円)だった。

  展示は、アートとテクノロジーが同居したバラエティー感あふれる内容だった。アート系で目立ったのは、“pixiv×Kaikai Kiki Gallery”と題したイラストの展示ブースだ。イラストコミュニケーションサービス『pixiv』から17人、現代美術画廊『カイカイキキ』からは20人が参加。初音ミクをテーマに描いたイラストが壁に飾られていた。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 pixiv側はデジタルベース、カイカイキキ側はアナログベースで描いたイラストが、混ざって飾られていた。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 サイズでいえばMr.×JNTさんの作品が“壁一面”でダントツに大きい。

 

初音ミクづくしノルベサジャック

 12日午後には、同じスペースにてトークイベントも実施。カイカイキキ代表の村上隆氏は、「アーティストは作品の作り方は頭の中でシミュレーションしているんだけど、動機がないと作れない。だからこうしたイベントは動機になるのでいいですよね」と語っていた。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 二階に上がってすぐの場所では、ライブペインティングデュオの“DOPPEL”が初音ミクの壁画を描いていた。キャンバスのサイズは、何と縦1.8×5.4メートル! それが2枚あるのでかなりインパクトがデカい。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 館内の至るところにボーカロイドに関係する絵師さんの作品パネルが展示されていた。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 初音ミクのペーパートイに“お絵描き”できるコーナーも用意。初日は100人ほどが参加したという。来場者の手によって描かれた“箱ミク”を飾るスペースも用意する。

 

初音ミクづくしノルベサジャック

 ちなみに物販でも500円で販売していた。イラストは、“たこルカ”などで知られる三月八日さんが書き下ろした。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 ペーパートイと似たデザインの“段ボールミク”も設置し、来場者に色を塗ってもらっていた。高さが約2メートル、横幅が3メートルという超巨大なサイズはインパクト大! 右はライブペイントを披露していたDOPPELが描いた段ボールミク。

 

初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック
初音ミクづくしノルベサジャック

 フィギュアやドールも展示していた。

 テクノロジー編に続く。

 
●関連サイト

クリプトン | SNOW MIKU for SAPPORO2011

さっぽろ雪まつり

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう