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スマートフォンを落としても大丈夫? AGCの新ガラス『Dragontrail』世界市場向けにて発表!

2011年01月20日 19時06分更新

 AGC(旭硝子株式会社)が化学強化用ガラス『Dragontrail』を世界中のベンダーに提供開始しました。

 『Dragontrail』はスマートフォン、タブレットPC用のガラスで、往来の6倍の強度をもつ新製品。落下や摩擦に強く、かつ高級感のある質感を実現しています。

AGC石村和彦氏


 同社CEO石村和彦氏は「スマートフォンやタブレットPCなど電子機器のユーザーのニーズにジャストミートする特別なガラスです。この製品は当社のアツい思いを込めて“Dragontrail”と名付けました。この製品によって新世代の商品がより便利で快適になり、さらに需要が伸びていくことを期待しています。ドラゴンは勇気や成長といったものの象徴であり。この製品はお客様とともに同グループの成長基盤になっていくことを期待してます。今日からAGCのドラゴン伝説が始まることを期待していてください」と挨拶。

加傷テスト

 電子ガラス事業本部長の田口望氏は荷重テスト、加傷テストならびに落下テストの様子をスライドで紹介。リスクを回避し、製品を守る製品として“Dragontrail”が有効であることを説明した。製品はすでに市場に投入されている。詳しい使用機種などは明言しなかったが、シェアを2012年までに30パーセント、そして300億円以上の売り上げを目標とすると発表した。なお、今後は液晶テレビ用ガラスなどへの使用も期待したいと語った。

AGC池崎氏(左)、田口氏(右)
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