2011年01月08日07時00分

iPhone People+週アスPLUS 連動企画

iPhoneゲーム開発者インタビュー 第1回 バンダイナムコゲームス

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※このテキストは2010年10月に発売されたiPhone People誌面企画のために御回答いただいたメールインタビューの全文です。御回答の内容等は当時のものです。
※アプリの価格はAppStoreでお確かめください。
 

日本が誇る最大手総合ゲームデベロッパーは
ゲームの枠を超えたエンターテインメントを見据えている

 いまさらながら気づかされるのは、この会社はガジェットエンターテインメントのトップランナーであり続けるバンダイと、コンピュータゲームを基盤としながらも常に「遊びをクリエイト」し続けてきたナムコが合併してできた会社なのだということだ。両者が生来持っている進取の精神が、iOSという舞台で存分に発揮されている。

【お答えいただいた方】
山田大輔氏(株式会社バンダイナムコゲームス NE事業本部 第1コンテンツディビジョン NE事業推進部 グローバル推進課 アシスタントマネージャー)

 
【1】2010年、iPhoneアプリをリリースされてきて、今、感じられていることを率直にお聞かせください。

 多様化、というのが一番の印象です。受け入れられるコンテンツの多様化。iOS4の発表によるOSの多様化。iPad、iPhone4の登場によるデバイスの多様化。

 2009年はまだ一般化、とまでは言い切れなかったのですが、2010年は本当に『iPhone』というのが市民権を得た、と思っています。それによって一番多様化したのは、iPhone/iPod touch/iPadを持つユーザーの多様化、と思います。だからコンテンツを開発する方はより大変になりました(笑)

【2】2010年にリリースされた御社iPhoneタイトルについて、最も印象に残っているものを1本と、その理由をお聞かせください。

 『太鼓の達人プラス』ですね。これほどiPhoneやiPadのUIにフィットして、かつお客様に受け入れられるとは思っていませんでした。In App Purchase(アプリ内課金)もちょっとわかりにくいところがあるかな? と当初は思っていましたが、まったくの杞憂で、すぐにユーザーに受け入れられたのは印象的でした。アプリ内課金を使った運営型にすることによって、アプリが成長していっている感じが本当にしますね。今秋~冬にかけては対戦版の『太鼓の達人』もリリースする予定ですので、そちらも楽しみにしていただけるとうれしいです。

太鼓の達人プラス
太鼓の達人プラス
App Storeはこちら→太鼓の達人プラス
(C)2010NBGI

 
【3】iPhoneゲームの将来の可能性を、どうイメージされていますか? どのような傾向、方向のものが増えてくると思われますか? 御社の方針とあわせてお聞かせください。

 いい意味での「カオス」(笑)と2極化です。

 「これってゲーム?」みたいな既存のゲームの概念をドンドン潰すような変なゲームがもっと出てくると思います。また、本格派の3Dゲームもドンドン出てくると思います。そんな両極端なゲームに共通で横たわっているのが「ソーシャル」という概念になると思うので、あまりにも当然過ぎて「ソーシャルゲーム」という言葉が今ほど使われていないような気もします。

【4】現状のiPhoneアプリ市場について、どのようにお考えになっていますか?

 1ユーザーにしてみるとこんなに楽しい市場は無いと思います。1コンテンツプロバイダーにしてみると「…」ですが(笑)。まだ我慢の時期なのかな、と思っています。とはいえ、まだ2年しか経っていない市場なのでこれからもドンドン変わっていくと思います。

【5】iPhoneアプリ市場の将来性について、どのようにお考えになっていますか?

 今でもそうですが、ほとんどの生活や余暇に関するアプリがより多く入手可能になると思っています。繰り返しになりますが、1ユーザーとしてみると本当にこんなに楽しくて便利な市場は無いと思いますよ。そういったユーザーのニーズがそこに殺到している以上、我々は今後もそのニーズに応えるためにいろいろ考えていきます。そういった意味でこのスパイラルは2011年も続いていくんだと思います。

 バンダイナムコゲームスは、2009、2010年もそうだったんですが、これからも我々は止まることなく走り続けます。その結果、AppStore向けにリリースするコンテンツも近々100本に到達すると思います。さらに、ゲームだけではなく、いろいろなコンテンツを出していきます。エンターテイメントに紐づくものはすべて我々の領域だと思っていて、そこで幅広くやっていきたいからです。その中でも期待していただきたいのが、『機動戦士ガンダム』のコンテンツシリーズです。2010年末から怒涛のリリースラッシュに入りました。また、それも『G Generation Touch』のようなゲームコンテンツだけではなくて、“着せ替え”やガジェット系のツールもドンドン出していきます。

SDガンダムGジェネレーションタッチ
SDガンダムGジェネレーションタッチ
App Storeはこちら→SDガンダムGジェネレーションタッチ
(C)SOTSU・SUNRISE
GUNDAM ToolBox RX-78-2 Cockpit Ver.
GUNDAM ToolBox RX-78-2 Cockpit Ver.
App Storeはこちら→GUNDAM ToolBox RX-78-2 Cockpit Ver.
(C)SOTSU・SUNRISE

 おそらくiPhoneを今持たれている方の中でガンダムファン、という方は絶対いらっしゃると思います。お待たせはした分、その様な方たちを失望させないためにクオリティUPに弊社の開発チームが本当にがんばっているところです。ガチで期待していてくださいw

 さらに、ずっと出し続けている『PAC-MAN』という老舗タイトルでも挑戦します。『PAC-MAN Reborn』という「育成系のPAC-MAN」なんて新しいジャンルにチャレンジします。こちらはすでに携帯3キャリアの公式でβ版をサービスインしていますが、iPhone版になった途端にまた新しい楽しみ方が出てくると思います。そういうチャレンジがしやすいのもiPhoneゲームの特徴だと思っていますので、ぜひそちらも期待していてください。

 

●AppSelection

太鼓の達人プラス
太鼓の達人プラス
App Storeはこちら→太鼓の達人プラス
(C)2010NBGI

 日本のメジャータイトルとしては、いち早く「アプリ内課金で(有料で)コンテンツ(この場合は楽曲パック)を提供し、ベースとなるアプリ自体は無料で大量に提供し、プラットフォームとして確立する」というビジネスモデルを実践したタイトル。最近では『ウルトラマン』とコラボした楽曲パックをリリース、ますます幅広いユーザーを獲得している。

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