2010年12月29日19時00分

2010下半期ネット事件簿ロングインタビュー その2:“了法寺”中里住職、“マルチアーティスト”とろ美さん

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  週刊アスキー 813号特集『2010下半期ネット事件簿』でインタビューに応えてくれた昨年5月に萌え看板を設置した話題になり、今年8月にはテーマソングを発表した了法寺の中里住職と、イラストの作成やテーマソングを歌うマルチアーティストとろ美さんのインタビューを掲載!

20101229了法寺

 仏教のとても大事な縁
 境内看板というお寺の紹介看板を立てたいと考えていていたのですが、お寺とか神社の看板は見てくださるかたが限られてしまう。わたしはどんな風が良いのかわからなかったので、友人に相談したんです。すると、彼がとろ美さんの画集を持ってきて、見せてもらったときにはびっくりしてしまいました。こういうイラストで看板が立てられるのか、と。ただ、その後まずは会ってみようと、とろ美さんとお話をさせていただきました。神様のことだとか、仏教のことだとかを彼女にちゃんとお話をしたところ、彼女が自分でイメージしたものを描いてきてくれた。それがすごく良かったので、もう自分のコレクションにしてしまおうかくらいに思ってしまった。このすばらしいイラストを皆様にもお見せしたいなと思ったのですが、こういうものを発表していいものかと葛藤しました。

20101229了法寺

  そこで御檀家さん方に絵を持って相談に行ったんです。皆さんは、住職がやりたいならやってもいいよと言ってくださいました。どなたかの反対があったら辞めようと思っていました。でも、実は誰かが止めてほしいとは思っていたのですが、誰も止めてくれなくて(笑) 最後は了法寺では“お伺い”というのがあるんです。お経をあげて、仏様におみくじで聞くという方法があるんです。そこでなんと大吉が出て、「ぜひこれはやりなさい」と仏様も薦めてらっしゃるのと、縁というのは仏教ではとても大事なので、看板をお建てすることになりました。数十年前ならダメかもしれませんが、今の時代にはこれも良いと思います。

20101229了法寺

 ただの萌えじゃなく人々に受け入れられるもの
 インターネットでどなたかが看板を見つけていただきまして、全国的に、また世界からも人が来られるようになりました。その頃から、あだ名が萌え看板と出てきたんです。実は萌ブームというのは知りませんでした。知っていましたら、おそらく辞めていましたね。ほかの絵にしていたと思います。私としてはただ萌えじゃなく、子供からお年寄りまで受け入れられるものと思っています。

 また、とろ弁天の仏像は、フィギュア原型師の宮川武先生が美大の4年間、仏教彫刻をされていた。原型師さんの中でも、そういう人がつくってくれた。すごくうれしくて、これもご縁なんだなと思いました。

20101229了法寺

 とろ美さんから今後の話を
 お釈迦様の朗読CD『がうたま・れじぇんず』がコミックマーケット79が了法寺レコードから出ます。西4階企業ブース 212“サーファーズパラダイス/東方波天宮”さんのほうです。こちらはコミックマーケット79終了後、年明けにお寺でも売る予定です。また、私の個人ブースで音楽CDを出します。応援してくださいませ。
31日(金)の東館ラ40a“とろみせ屋さん”です。
了法寺
http://ryohoji.jp/

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