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【GT5】Driving Force GTで走りまくった操作感をレポート

2010年12月14日 18時55分更新

 もう、みんなはレベル40に達しているかな? GT5が11月25日に家に届いてから2週間ちょい。圧倒的にプレーする時間がないため、私はまだレベル21……。一応、ライセンスはオール金を取りつつ、各種イベントもオール金を取りながら進んでいるのだが……。
 さて、今回はGT5を最初からプレーしているロジクールのハンコン『Driving Force GT』でのプレー感を中心にお話ししよう。
 

250名に送られたGT5
Driving Force GTレビュー
前回紹介した山内さんのサイン入りジャケット。GTアカデミーで250位以内に入賞した人全員に送られたモノだ。
GT4時代の栄光!?
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これは、GT4時代のオフィシャルタイムアタックイベントで、総合4位になったときの楯。やはり山内さんのサイン入りだ。

 『Driving Force GT』は、2008年に発売された製品だ。今回、GT5の発売に合わせて、GT5のプレゼントカーのプロダクトコードを同梱した新パッケージとなって登場したもの。プレゼントカーは『Audi R8 5.2 FSI quattro ChromeLine』だ。

ロジクール『Driving Force GT』
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買うなら新パッケージ。プロダクトコードの有効期限は2012年12月31日までだ。価格は1万7800円。

 GTシリーズは、初代からずーと、コンセプトだとかプロローグだとかも含めてプレーし続けているが、当初はネジコンでプレー。その後ネジコンが非対応になってからは、ロジクールの『GT Force』、『GT Force Pro』を利用してきた。
 『GT Force Pro』と今回の『Driving Force GT』は、後継機種だけあって基本的なフィーリングにあまり違いはない。ハンドルの径が一回り大きくなったのと、PS3に合わせてPSボタンを搭載し、ボタンの数を増やしたこと。さらに、セッティングを走行中に変更できる“リアルタイムアジャストメントダイヤル”が搭載されたことだ。また、モーター音は若干静かになっている。
 

ハンドル部分
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赤いダイヤルが目印のリアルタイムアジャストメントダイヤル。TCSやABSなどの設定を走行中に変更できる。
ペダル部分
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ペダルはアクセルとブレーキのみ。バネは軽いため、簡単に踏み込める。GT5プレーでは、右足アクセル、左足ブレーキが鉄則。

「GT5はエンジンを一新した」と山内さんがおっしゃっていたように、最初にプレーした感覚はコーナリングでの挙動とブレーキングでの挙動が違っていた。グリップ感がそこそこあり、パワーのあるクルマでおしりが振られても、リカバーできたりする。前作までだとカウンターを当てても間に合わないことが多かった。
 また、ブレーキは逆にシビアになったというか、これまで荷重が偏っていたりハンドルを切りながらのブレーキングでも、ABSを0にしてもあまり問題なくコントロールできたが、GT5ではパワーがあまりないクルマでもすぐに挙動を乱す。初期値は1になっているが、簡単にプレーするには0にしない方が無難だ。
 速く走るには、電子制御系は0にするのが鉄則なのだが、今回ばかりはABSは1にしてプレーしている。TCSは初期値5だが、これはもちろん0。コンピューター制御に任せず、「アクセルワークで切り抜けろ」だ。ただし、ABSは0でブレーキングをシビアに行なった方が制動距離は短くなる。ライセンスモードの直線での停止系は、その方が楽に金を取れるから、銀止まりな人は挑戦してほしい。また、あるイベントではABSを0にしないとコーナリング時に別の制御が働いて、遅くなることもあるから、「ぬおぉぉぉぉどーしたらいいんだ!!」と悩んだときは、ABSを0で走ることをオススメする。
 

TCSは0にせよ!!
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TCSは常に0。これは、イベント時はその都度設定しなければならないのでめんどう。ATとMTは設定が踏襲されるから、TCSも踏襲してほしい。

 TCSとかABSとか、変更し忘れたとか、違いをチェックしたといった場合に便利なのが、リアルタイムアジャストメントダイヤル。一度これに慣れると元に戻れない。ただ、手が大きくないと、ちょっと操作しにくい位置にあるので、直線走行中とかハンドルから手を離しても大丈夫なときに操作したい。

リアルタイムアジャストメントダイヤル
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親指で操作する感じだが、指が長くないとハンドルからちょっと離れちゃうかも。左のアップ・ダウンボタンと合わせて利用。

 フォースフィードバックの設定は、弱にしているのだが、ダート走行時は結構きついときもあり、ちょっと疲れる。あと、オーバルコースで微妙なステアリングを要するときは、腕に力が入って、これまた疲れる。でも、路面状況やタイヤのグリップ感が把握できないと、速くは走れない。日々腕を鍛えるしか!!
 ここで、私のプレースタイルを紹介しよう。シートはニーチェアX ロッキング。ハンドルの固定台は東急ハンズで購入した組立てパーツによる簡易的なもの。友人にこのスタイルでプレーしてもらうと、台が動いてしまいプレーしにくいといと言われるが、私はそんなにハンドルをぶん回したりしないので、固定されていなくても十分プレーできる。ペダル部分は、ラグがじゅうたん地なので、そんなに滑らない。

私のコックピットを公開
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これが私のプレースタイル。ニーチェアX ロッキングの座り心地はバツグン。ハンドル部のテーブルは膝ギリギリだけど、特に問題ない。
時間が取れない理由のひとつ
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時には、しろちゃん(雄3歳)が太ももの上に乗っかってきてプレーが中断。プレー時間が確保できないのもこのあたりにある。
ボイチャは便利だよ
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しろちゃんが見切れている!! それはさておき友人とプレー中。耳にはブルートゥース型ヘッドセットを装着してボイチャしている。

 ハンコンは設置場所が……と悩む人も多いと思うが、このように手づくりな簡単な環境でも十分プレー可能。GT5をプレーするならハンコンはほしいところだ。
 また『Driving Force GT』は『GT Force Pro』から買い替えを考えている人にも超オススメ。GT5にはDriving Force GTのセッティングも用意されているので安心だ。
 次回は、より高級でクラッチペダルもあるロジクールのハンコン『G27 Racing Wheel』をレポートする。

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■関連サイト
ロジクール
GT5

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