週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

東京の街全体がグッドデザインで溢れる! パパと子供を結ぶアイテムやiPhoneアプリを体験してきました!

2010年11月04日 22時16分更新

 電通と慶應SFCがタッグを組んだクリエイティブ・ユニット“SHIODOME INNOVATION STUDIO(以下SIS)”が11月7日まで表参道の“NOW IDeA”で『むすぶしくみ展』を行なっています。早速、行ってきました♪

むすぶしくみ展1

 “コミュニケーションには毎日をハッピーにする力がある”と考え、他者との関わりを手助けするアイテムが展示されています。とくにパパと子供がより深く関われるようなアイテムがメインになっていますが、「なぜ、“ママ”ではなく“パパ”なのか?」と思い、ディレクターの武藤氏に伺ってみました。

むすぶしくみ展2

 武藤「この『PaPACO Design Project』を通していちばん考えているのが “未来づくりは人づくり”っていうテーマなのです。最近は“イクメン(育児を率先して行う男性のこと)”というのが流行ってますが、ママの肩代わりだけのではなく、パパの役割はそれ以上にあると思うんです。たとえば僕らの子供は森で蝉をとったりとか工作をしたりして、自然の営みや想像力を父親から教えてもらったんですけど、今はそういった機会がなくなってきてますよね。だから今回の発表したアイテムを通してそんな役割を復活させることができたらと思い “パパ”に注目しました。パパと子供の関係が変われば、未来が変わることにつながるという思いがつまっています」

むすぶしくみ展3-1
むすぶしくみ展3-2

 漫画の吹き出しふうのパンケーキが焼ける“おしゃべりプライパン”や雨の日に肩車をして、親子で傘を持てる“おやこがさ”など日常生活の中でコミュニケーションが生まれるアイテムが会場に並んでいます。また、iPhoneアプリ“HAPPY PARK”では“けんけんぱ”や“だるまさんがころんだ”など昔ながらの遊びのガイドが学べたり、“アースガラガラ”で地球上にある自然のいろいろな音を聴くこともできます。

むすぶしくみ展4-1
むすぶしくみ展4-2

 また、パパと子供だけではなく、さまざまな相手とのコミュニーケーションも想定さている今回の展示。“green bird”を始めとする、NPOと寄付してくれる応援者との関係もエンタテインメントで楽しくしていこうという試みもされています。

 それが“世界をカエル虫くん!×green bird”の“街をきれいにカエル虫くん キーホルダー”のガチャガチャ。green birdとSISが表参道のゴミ拾い活動で集めたゴミを再利用し、アートキーホルダーにしたというもの。このガチャガチャの収益金は寄付され活動に生かされるとのことです。

むすぶしくみ展5

 そのほかにも“ClipCM”や“おちょこレシピ”などのiPhoneアプリ、そしてアンドロイドアプリの“MOBILE PHONESTER”という電話帳に登録されているの携帯電話番号でオリジナルのキャラがつくれるサービスなども紹介されていました。アプリに関しては展示会が終了しても入手できるんですって!

 この週末に足を運び体験するもよし、この機会にアプリを使って家族の絆を深めてみるのもよし、ひさしぶりに大事な人とのコミュニケーションを意識してみてはどうでしょうか!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう