デスクトップブラウザーのOperaが、10月21日に最新版『Opera 11 alpha』の配布を開始した。新バージョンは“エクステンション”機能を搭載し、Firefoxのアドオンのように、ユーザーがブラウザーを自分好みにカスタマイズできるのが特徴。拡張機能への対応について、事前に本社のあるノルウェー・オスロで行なわれたプレスイベントでは、「ユーザーからの要望が非常に多かったため」とその理由を説明した。
最新版はユーザーがエクステンション機能をインストールして自由にカスタマイズできる。Firefoxのアドオンなどと同様のしくみ。 |
14日のプレスイベント『Up North Web』に集まった同社のエグゼクティブの面々。左から創業以来15年間CEOを務めていたヨン・フォン・テッツナーr氏、今年1月に新CEOに就任したラース・ボイルセン氏、最高開発責任者のクリステン・クログ氏、“CSSの父“と呼ばれる最高技術責任者のホーコン・ウィウム・リー氏。 |
同イベントではアンドロイド端末向けの『Opera Mobile for Android』も同時発表。こちらは“ハードウェアアクセラレーション”と“ピンチ&ズーム”に対応し、ページ表示の高速化と利便性を高めるという。11月中にはm.opera.comおよびAndroidマーケットから入手できるようになるほか、一般向けダウンロードよりひと足先に、プリインストールされた『Samsung Galaxy S』と『HTC Desire HD』がアフリカ、中東地域で出荷される。
Opera Mobile for Androidがプリインストールされた『Galaxy S』。 |
MSやMozilla、グーグルなど、米国企業がほとんどのシェアを占めるブラウザー市場で、主要ブラウザーとしては唯一の北欧企業として活躍している同社。プレスイベントに便乗して本社オフィスにも突撃!
ノルウェーオスロにあるOpera Software本社の受付。 |
それぞれの個性でレイアウトされたオフィス内の様子。この部屋は、よく見ると殺人現場ふう!? |
50カ国から集まる社員の交流を図るため、毎週金曜はビールを飲みながらワイワイやる“フライデー・ビール”の日。 |
社食のランチ。ハムの種類が多さにビックリ! |
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