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『YS-11』や新管制塔を公開!! 『空の日フェスティバル2010』

2010年09月14日 21時42分更新

 9月20日の『空の日』を記念し、羽田空港全体を使った『空の日フェスティバル2010』が9月11日~12日に開催。ふだんは見られないANAの格納庫見学や、10月に運用が開始されるD滑走路の“歩き初め”、新管制塔の公開など航空ファンにはたまらない内容だった。

空の日フェスティバル
整備中のボーイング767型機。主翼の翼端に『ウイングレット』という小型翼を装備する改装工事中だった。これにより、5パーセントの燃費向上になるという。

 12日には、戦後初の国産旅客機『YS-11量産1号機』の公開が新国際線旅客ターミナルで行なわれ、貴重な公開の機会を残そうと、詰めかけたファンがカメラを向けていた。この『YS-11量産1号機』は、'98年の退役後、公開されずに格納庫で眠り続けていたが、年間900万円掛かる整備と維持費がムダだとして“事業仕分け”で活用を求められていたもので、今回で2回目の一般公開となる。

空の日フェスティバル
戦後国産初の旅客機『YS-11』の量産1号機。年間900万円の整備、保存費用を巡って事業仕分けの問題になっていた。

 新管制塔は羽田空港が一望できて感激! YS-11は何度見ても惚れ惚れするような美しい飛行機だと実感した。デモフライトもしてほしいところ。

空の日フェスティバル
新管制塔から見た、今年の10月より運用が開始される”D滑走路”。多摩川の流れを妨げないためのフロート構造がよく見て取れた。
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