APPLE 2010年09月01日12時00分

SIMロックフリーのiPhone4を香港で入手する方法

文●SAYAKA、山根康宏 編集●三宅

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 SIMロックフリーiPhone4は香港でどうやって売っている?

 日本通信がマイクロSIMカード『b-micro talkingSIM プラチナサービス』を発表したことで、海外で発売されている“SIMロックフリーな”iPhone4の注目度が急上昇しています。SIMロックフリーといえば香港! そう、香港で売っている携帯電話にはSIMロックがありません。しかも香港版iPhone4はきちんと内部に技適表示入りだから、日本に持ち帰って日本通信のマイクロSIMカードを利用することができるんです。
 

香港版iPhoneにはちゃんと技適表示があります
iPhone4香港販売情報


 ということで、「香港でiPhone4を買いたい!」って人も多いことでしょう。では香港でiPhone4はどうやって売っているんでしょうか? 今回は1ヵ月前に香港のiPhone4発表パーティーをレポートした私、香港在住のSAYAKAが香港のiPhone4情報をレポートします。とはいえ実は私はまだまだモバイラー見習い中。香港のモバイル状況については勉強中の身分です。そこで強力な助っ人に登場してもらいます。海外携帯電話を700台以上も所有しているという、香港在住の携帯電話マニアであり研究家の山根博士にいろいろと教えてもらうことにしました。
 

iPhone4を使って1ヵ月、ようやく慣れてきたSAYAKAです
iPhone4香港販売情報
香港でモバイルといえばこの方、山根博士。テーブルの上のモバイル機器の数が理解できません(笑)
iPhone4香港販売情報


SAYAKA 「香港でiPhoneってどうやって売っているんですか?」
山根博士 「あー簡単簡単。家電製品と同じ。お店に行って買うだけ」

 って、そう言われてもイメージがよくわからないんですが……携帯電話って携帯キャリアで契約するものじゃないんですか? 家電ショップで契約無しの本体だけ買えるってことなんでしょうか?

 実は香港の携帯電話は他のアジアやヨーロッパと同じように、メーカーブランドで販売されています。だから例えばNokiaの携帯電話は家電ショップでもキャリアでもNokiaストアでも売っており、値段はどこも同じ。ただし、キャリアで契約して買えば割り引きになります。単体で定価で買うか、契約縛りを受けて割り引きで買うかは、消費者である自分の意思で選ぶわけです。またキャリアで契約してもSIMロックがありません。さらにキャリアでも端末の単体販売をしているので、とにかく“どこで買ってもSIMロックは無い”。これが香港の常識なのです。ちなみに香港のiPhone4の価格は以下のとおり。

16GB 4988香港ドル(約5万4205円)
32GB 5888香港ドル(約6万3985円)

 日本からの旅行者が香港でiPhoneを買いたい場合は、家電量販店、キャリアのお店、そしてアップル正規販売代理店へ行けばいいわけです。ただし! 2010年8月末時点、iPhoneは香港でも人気加熱のため在庫がどこへ行ってもまったくありません。iPhone 3GSは2009年7月に香港で発売されましたが、秋には販売店舗も増え、入手しやすくなりました。iPhone4も今は香港市内どこに行ってもその場で買うのは難しい状況なのですが、この秋か冬には在庫が増えて、普通に買うことができるでしょう。

 なお香港のアップル正規代理店および取り扱い家電量販店は、以下に詳細が出ています。

アップル香港のReseller一覧はコチラ
 

香港はアップルストアが無く、正規代理店が複数社あります
iPhone4香港販売情報
FORTRESSなどの家電量販店でもiPhoneは販売中(でも品切れ)
iPhone4香港販売情報


 一方、日本のようにキャリアと契約すれば、iPhoneを安く買うこともできます。では契約するといくらで買えるのでしょうか? 香港に5つある携帯キャリアのうち3社がiPhoneを販売していますが、iPhone専用プランは全社が提供しています。でもSIMロックがないiPhoneをどうやって割り引き販売しているのでしょう。香港では主に以下の2つの手法で端末の割り引きを行なっています。

割引方法1 キャッシュバック方式
 新規契約時にiPhoneの定価を全額支払う。毎月の基本料金を2年間割り引きすることで、iPhoneの本体価格が実質、割り引きされる。

割引方法2 分割払い
 新規契約時にiPhoneをタダで持ち帰る。割り引き後のiPhoneの代金をクレジットカード会社と契約して、24回の分割で払う。

 方法1の場合、最初に本体価格の全額を払いますが、毎月の基本料金が割り引きされるため、結果として大きな割り引きを受けることができます。また方法2の場合は、純粋に割り引きされたiPhoneを分割で払います。どちらも2年契約が必要で、途中で契約破棄したときの違約金は2年分の基本料金。早期解約でキャリアが損をすることはないようになっているのです。
 

香港では3つのキャリアがiPhoneを販売しています(写真はSmarTone-Vodafone)
iPhone4香港販売情報
香港のキャリアや代理店のiPhone4カタログ
iPhone4香港販売情報
香港のiPhone4のパッケージ内部。充電器が香港仕様(英国3ピン)になっています
iPhone4香港販売情報


 香港のiPhoneの販売方法をまとめてみましたが、みなさん理解できましたでしょうか? 契約なしで単体でも買える、そしてSIMロックがない、これが香港のiPhone4の大きな特徴です。なお香港には海外からの輸入端末を販売する“並行ショップ”もたくさんあります。iPhone4を売っているところもありますが、出所が不明なものもあるので注意が必要です。正規品を買う場合は前述したリンク先のお店で買ってくださいね。

 とはいえ、いつになったら品切れ状態がなくなり、香港で普通にiPhone4が買えるようになるのでしょうか。アップルさん、がんばってiPhone4をどんどん生産してください!

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カテゴリ: 海外取材Apple

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