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TIF 2010 レポート (5) ナイスボールや珍プレー続出のアイドルボウリング決勝

2010年08月15日 08時56分更新

 8月7~8日に東京・品川で開催されたアイドルの夏フェスこと『TIF 2010』。ファン参加型のイベント『アイドルボウリング』ではアイドルと一緒にボウリングを楽しむことができた。

決勝戦にはアイドル5人が参加!

 アイドルボウリング決勝には、予選を勝ち抜いたチーム5組が参加。ファンにとっては自分と同じチームでアイドルがボールを投げるという、まさに夢のような企画だ。ボールラックの裏側では他のファンも自由に観戦でき、ファンとアイドルの距離が近い穴場的なイベントとなっていた。

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アイドルボウリング決勝に出場したYGA・春日、ぱすぽ☆根岸、腐男塾・青明寺、アイドリング!!!・森田、同・横山(左から)。ステージ衣装にボウリングシューズという取り合わせがユニーク。
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同じくアイドルボウリングを盛り上げてくれたラブボウラーズの女子メンバーたち。左から湊あかね、長谷川麻衣、市川美愛、井内麻奈未、松嶋杏奈、槙原あこ、大塚莉奈、渡辺けあき。

 さらに決勝戦では、各チームに『ラブボウラーズ』(公式サイト)の女性メンバーも参加。今年3月に結成されたラブボウラーズは、ボウリングのさらなる普及を旗頭に女性8人、男性7人の“タレントボウラー”をオーディションで選抜。2011年3月のプロテスト合格に向け、日夜練習に励んでいるユニットだ。

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ラブボウラーズのうち5人が各チームに分かれ、ファンと一緒に1ゲーム限りの真剣勝負に臨んだ。
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渡辺けあき、市川美愛、井内麻奈未(左から)の3名は場内実況を担当。ちなみに3人が7月にマークしたスコアはそれぞれ200、144、151とハイレベルだ。
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ラブボウラーズ湊あかねの華麗な投球! 右手にリスタイ(いわゆるプロテクター)を装着しての本格的なプレーだ。
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同じくラブボウラーズ大塚莉奈の美しい投球フォーム。172cm の長身を生かしたダイナミックでバランスのとれた投球だ。
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見事スペアをゲットしたファンが、ラブボウラーズ湊とハイタッチ! ファンとラブボウラーズが一体になってプレーできるのもアイドルボウリングのだいご味。

 決勝戦のルールは各チームのファンとラブボウラーが1フレームずつ投げ、3、6、9フレームでアイドルに投げてもらうというもの。参加するアイドルは毎回くじ引きで決めるため、上手いアイドルに当たれば優勝が近づくという運の要素もある。

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ゲームに備えてボール選びに余念のない横山と森田。腕力のない森田は軽めのボールを選んでいたが、実際のプレーは果たして……。
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3フレーム目の出番まで待機中のアイドル組。決勝まで進出したチームによるレベルの高いプレーに感心しつつ、不安も抱いているようだ。

アイドルたちの腕前はいかに!?

 決勝戦に参加したアイドルは、腐男塾から青明寺浦正、ぱすぽ☆から根岸愛、YGAから春日沙也加、そしてアイドリング!!!から9号・横山ルリカと11号・森田涼花。それぞれの腕前は写真レポートで確認してほしい。

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腐男塾・青明寺浦正は大柄な体格にも関わらず、意外と慎重な投球スタイル。正確性を重視しているようだった。
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YGA・春日沙也加は「ボウリングほとんどやったことないです」とこぼしていたが、元陸上部という運動神経の良さもあってかなかなかキレイなフォーム。
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ダイナミックなフォームを見せる、ぱすぽ☆・根岸愛。ファンとのバスツアーで何回もプレーしていたそうだが、結果のほうは納得できないスコアだったらしい。
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この日、最高のプレーを見せていたアイドリング!!!・横山ルリカ。フォームもコントロールも抜群で、それでいて無駄な力の抜けた投球でストライクを連発した。
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アイドリング!!!・森田の珍プレーを3枚連写で。一見、悪くないフォームのようだが、よく見るとこの位置でボールをまだもっているのはヘン?
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ボールを離すタイミングが遅れ、ボールの重さにカラダが前方にもっていかれてしまった。
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ファールラインを越え、レーンにハミ出す森田。もちろん、この時点でスコアはゼロ。ちなみにすうちゃんだけ左利きでした。

アイドルもストライクを連発!

 実際のプレーで会場を沸かせたのが横山と青明寺。横山がダイナミックな投球でストライクを奪えば、続く青明寺も絶妙なコントロールでストライクを奪取。とくに青明寺の投球は球速こそ弱かったものの、いい角度で当たったためか将棋倒しのように全部のピンが倒れ、投げた本人もびっくりのストライクとなった。

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ストライクを決め、チームメンバーとハイタッチする横山。このシーンがまさか2回も見られるとは、恐れ入りました。
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横山に続いてストライクを決め、ガッツポーズの青明寺。2人連続でのストライクに、会場が大きく沸いた瞬間だった。

 もちろん、アイドルボウリングの楽しさはスコアだけにあらず。ふだんからユニークな発言で周囲を和ます森田は、この日も独特の投球でファンを魅了。1番ピンに当てることはできなかったが、ファンの心のド真ん中はしっかりと打ち抜いていたようだ。

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ラブボウラーズの槙原あこからアドバイスを受ける森田。レーンを見るそのまなざしは真剣そのものだ。
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アドバイスが功を奏したのか、1回目とは打って変わってキレイなフォームで投球。倒したピン数こそ少なかったが、ちゃんとファールラインの前でとどまった。
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そして3回目の投球で、森田がまさかの大技を披露! 腕力のなさを補うためなのか、あっと驚く両手投げだ。実際のところ本人は真剣だった。
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両手投げで球速は出たものの、やはりコントロールはままならず。だがそのチャレンジ精神で会場を大いに沸かせていた。

優勝者への賞品はサイン入りピン

 1ゲーム限りの決勝戦ゆえ、勝敗はいかにストライク・スペアを獲るかにかかっている。ここで大活躍を見せたのが横山ルリカ。3フレームの投球で実に2回のストライクをたたき出し、観客を沸かせた。もちろん多くのピンを倒せなかったアイドルも、ファンとの交流をエンジョイ。満足度の高いイベントとなった。

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真剣な表情でピンにサインを入れる森田。ピンに書き込まれたサインの多さを見るだけで、いかにレアな賞品だったのかがわかる。
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見事優勝を勝ち取ったチームに、賞品のピンが贈呈された。アイドルボウリングに参加したアイドル全員のサイン入りという、この上なく豪華な賞品だ。
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ひと足先に出番を終えたYGAの若手チームが春日を応援! 観戦しているファンにとってもサプライズだったはず。
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最後は参加したアイドル全員でポーズ。各ユニットはもちろん、これを見てラブボウラーズが気になった人も多いのでは?

TOKYO IDOL FESTIVAL 2010 @ Shinagawa
http://www.tif2010.com/

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