週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

特売品を求める長蛇の列が1kmにも! ヤマダ電機・LABI新宿東口館の開店に1万人が集結!

2010年04月16日 23時57分更新

 新宿駅東口付近の一角に、約1万人の大行列が出現! “大ガード”の通称で知られる新宿駅北側の高架橋前からスタートして、新宿通り沿いに店舗の周りをほぼ一周、さらに東に伸びて伊勢丹付近まで人、人、また人の列が続く。

開店セールに並ぶ人々
入口付近の列に並ぶ人々。この先に続く長蛇の列は遙か彼方のビルの谷間に続いて行き、この場所からは最後尾を見ることはできない。

 テーマパークやイベント会場ならいざ知らず、都会のド真ん中、しかも新宿ではまずあり得ない長蛇の列がビルの谷間に続いていた。彼らは、この日4月16日にオープンしたヤマダ電機・LABI(ラビ)新宿東口館に詰めかけた人々だ。

ヤマダ電機・LABI新宿東口館
地下2階、地上7階、合計9フロアの広大な売り場もつ“LABI新宿東口館”。駅から続く地下道とも直結しておりアクセスの良さも魅力だ。

 この日は時おり小雨がパラつく肌寒さにもかかわらず、限定販売品を求める人の列は朝10時の開店前には1km近くにまで到達。なかには列に割り込もうとする不届き者も現われ、阻止しようとする列の人々と小競り合いも発生していた。

 ときには「ちゃんと並べ、コノヤロー!」といった怒号も飛び交う、新宿らしい(?)エネルギッシュな光景も見られた。

店舗入口の買い物客と報道陣
店舗の入口には多数の報道陣も詰め掛け、店内になだれ込む買い物客もあいまって大変な混雑だった。

 外に行列があれば、店内も当然とてつもない混雑。テレビ売り場やPCフロアの人気商品の前には文字通り黒山の人だかり。気になる客層は、いかにも家電フリークといった感じの男性のみならず、主婦らしき女性やアジア圏からの観光客っぽい人たちまで、さまざまだ。

LABI新宿東口館の内部
店内は“女性に優しいNewスタイルLABI”を目指したつくりとなっており、美容グッズも豊富に取り揃えられている。
女性向け商品も充実
家電量販店のイメージをくつがえす、充実した化粧品の品揃え。さらに、お肌のカウンセリングコーナーなども設置し、女性客狙いを徹底している。

 ヤマダ電機は今後、JR新宿駅の西口や南口に近い甲州街道沿いへの出店も計画中。西口の雄であるヨドバシカメラやビックカメラといった老舗とのガチンコ対決は必至だ。

 熾烈な競争が特売品の増加や値下げ合戦に発展していくことがあれば、新宿が「行列のできる家電量販店の街」となる日がくるかもしれない。

デジカメコーナーも女性を意識
デジカメコーナーにもレディースモデルをピックアップした棚があるなど、女性客にアピールする工夫がなされている。
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう