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映画『BECK』発表会でロックの魂を感じた!

2010年03月31日 23時14分更新

「もうやばい、かっこよくて死にそう……」
世の中の女子は、ホントにこんな言葉をつぶやくんです!

 大人気コミックを原作とする話題の映画『BECK』(9月4日全国ロードショー)の製作報告会見が、東京・渋谷のSHIBUYA-AXにて3月30日に開催されました。今週号の表紙を飾っている忽那汐里さんがヒロインとして登壇するとあって、週アスも取材に行ってきましたよ。

 この会見には一般のファン150人が招待され、2階席を女子が埋め尽くしました。募集は主要キャストを務めるイケメン俳優5人の事務所ホームページなどで行なわれ、女性が多く応募したというわけです。

2階席
話題作だけあって、SHIBUYA-AXの1階フロアはマスコミ・関係者だけでギッシリ。2階席はファンの女性で埋め尽くされた。

 作品自体はすでに撮影が終了しており、会見はまず1分半の映像上映から始まりました。ライブシーンなどのハイライト映像が上映され、気分が盛り上がってきたところでゆっくりと幕が上がっていきます。

オープニングその1
オープニング映像が終わると、ゆっくりと幕が上がりはじめました。
オープニングその2
「9.4 ROADSHOW」の文字と、登壇者のシルエットが見え始めると……。

 登壇者のシルエットと『BECK』のロゴが見えてきたところで突如、ステージ前で花火が爆発! 派手な演出で観客のボルテージは一気に高まります! 花火の煙が薄れていき、監督とキャストの顔がハッキリ見えると、2階席から熱い声援が。話題作にふさわしい華やかなオープニングとなりました。

オープニングその3
突然、6発の花火と轟音! こんな派手な会見は初めてです。
オープニングその4
花火の煙が余韻を残します。まるで煙の中からキャストが登場したかのよう。
オープニングその5
『BECK』の巨大なサインとともに7人の登壇者が登場。会場は女性ファンの熱い歓声に包まれました。

 会見はキャスト6人と堤監督による挨拶、そして質疑応答と続きました。まずは最初の挨拶をそのままお届けしちゃいましょう。

水嶋ヒロ 天才ギタリストの竜介役 : 大ヒットコミックが原作ということで、光栄でもあり、プレッシャーも感じました。たくさんの原作ファンの期待を裏切ることはしたくないし、(原作者の)ハロルド作石さんへのリスペクトをもちながら、ワンシーンワンシーンをスタッフのみなさんと一丸になって取り組んできました。ボクらが全身全霊を傾けてつくったこの作品を、多くの方に伝えてください。
 

水嶋ヒロ
天才ギタリストの竜介を演じる水嶋ヒロ

佐藤健 ギター・ボーカルのコユキ : BECKのバンドのみなさんと久しぶりにお会いして、いよいよかと。公開はまだ半年先ではありますが、とてもワクワクしています。みんなで一緒に努力して、青春しながらつくった映画をみなさんに早く観ていただきたいです。今日は少しでも『BECK』という作品がおもしろそうだな、なんかよさそうだなと思っていただけたらうれしいです。

佐藤健
ギター・ボーカルのコユキを演じる佐藤 健

桐谷健太 ボーカル・ラップの千葉 : ホントにみんな全力を注いで、全神経で爆発してやってます。みんながいい感じでぶつかりあって、すごい化学反応が起きている映画になっていると思います。若干心配なのは、さっきの爆発で煙っていてちゃんとカメラに写っているかなと。ホントいい映画になっていると思うので、楽しみにしていてください。

桐谷健太
ボーカル・ラップの千葉を演じる桐谷健太

忽那汐里 竜介の妹、真帆 : 映画の本編自体はまだみなさんにお届けできませんが、この日を迎えられてうれしく思っています。

忽那汐里
竜介の妹、真帆を演じる忽那汐里

中村蒼 ドラムスのサク : 音楽がホントにかっこよくて、ライブシーンも自然に盛り上がれましたし、ライブのリアル感とかすごいので、みなさんに伝わればいいなと思っています。音楽に乗せてみなさんにたくさんのメッセージを届けられればいいなと思っています。

中村蒼
ドラムスのサク中村 蒼

向井理 ベースの平 : 実際は最年長は桐谷君ですが、キャラクター的にやんちゃだったこともあり、ボクが(劇中では最年長として)いろいろ任せられることがありました。去年はこのメンバーたちと熱い夏を過ごしたという思い出が残っています。この映画は音楽だとか青春だとか、ベタかもしれないけど堂々と一所懸命アツくやるということがカッコイイということを、あらためて気づかされた作品です。みんなの熱い情熱がぶつかった作品を見届けてください。

向井 理
ベースの平を演じる向井 理

堤幸彦 監督 : みんな挨拶がマジメでビックリしました(笑)。ロックの映画をやるということで演奏だけではなく、人生の生き方ややり方というのが映画に写らないかなと思ってつくりました。素晴らしい原作とキャスト、多くのスタッフで作ることができました。まだまだいろいろと試行錯誤しながら、公開に向けて完璧なものをつくっているところです。

堤幸彦監督
『20世紀少年』などで知られる人気監督
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