2010年03月24日13時55分

中国おもしろデジタル情報その1

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 你好、やまぐち@中国です。今、“日本青年訪中代表団”に参加して中国に来ています。これは、日中両国政府が4年間で4000人規模の青年を相互訪問させるプロジェクト。さまざまなジャンル各50名の分団があり、合計500名で1週間訪中します。

 私の所属しているのはポップカルチャー分団! 『カワイイ文化追っかけ日記』でおなじみの、櫻井孝昌さんが率いています。…ということで、中国のおもにデジタルなおもしろ情報をお届けします。

 第1弾の今回は、一昨日訪問したCG制作会社です。
クリスタルCGという会社で、北京五輪のオープニングなどすべてのデジタル映像を担当したそうです。世界各地に拠点を持ち、中国では業界ナンバーワンだそうですが、平均年齢はなんと26歳。ほとんどが、同社が運営する教育機関、クリスタルCGデジタル教育学院の卒業生で構成されるそうです。

 オリンピックや、5月に始まる上海万博のムービーを見せてもらいましたが、素人目に見てもすごいとわかる圧倒的な技術力でした。同じ分団内にCGクリエーターも何人かいらっしゃるのですが、「こんな大がかりな作品を日本で作ったらいくらするかわからない…というか高すぎて作れない」と驚愕しました。
 

北京五輪のムービー 上海万博のムービー
北京五輪のムービー 上海万博のムービー
オリンピックの映像には、約800人がかかわったとか。 大規模なCGで、日本のクリエーターも脱帽。

 そのほかに興味深かったのが、ドキュメンタリー映画『大明宮』のCGと美術館のデジタルアーカイブ。大明宮は、現在の西安にあった唐代の宮殿。582年に建造され、886年頃に戦火によって失われたそうです。それを、文献をもとに再現したCG映像が本当に素敵でした。きれいすぎるといかにもCGっぽくなるものですが、渋めのとてもシックな色合いで品がいいというか、感激しました。

大明宮の建造シーン(再現) 大明宮の姿(再現)
大明宮の建造シーン(再現) 大明宮の姿(再現)
人間の動きの細かさや精密さに目を奪われました。 大明宮が今でも現存する錯覚に陥る

 そして、美術館のデジタルアーカイブもとてもおもしろいです。実際には触れない、小さくて貴重な展示物を、写真とCGを利用することで、タッチパネル操作で拡大したり裏返したりできるんですね。細かい部分の模様をじっくり見られ、新しい楽しみ方という点でも魅力です。

博物館のデジタルアーカイブ デジタルアーカイブ操作画面
博物館のデジタルアーカイブ デジタルアーカイブ操作画面
タッチパネルで操作できるのでわかりやすく楽しい。 実際は卵よりも小さな玉(ぎょく)も、アップにしたり回転したりできる

 そのほか、めがねをかけて見る3Dもデモンストレーションしてもらいました。

立体めがねで3D映像を視聴 かなり立体に見える
立体めがねで3D映像を視聴 かなり立体に見える
サングラスふうの立体めがねをかけて観る。 両眼で観るタイプなので写真にも写った。触れそうなくらい立体に見える。

 次回は、北京大学と並ぶ中国最優秀な大学、清華大学訪問日記をお届けします。

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