『Gotcha! Pro Alarm System』
バージョン:1.2
App Store価格:350円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
「あなたは親しい人のケータイをこっそりチェックしたことがありますか?」的な意識調査を、トーク番組なんかでたまにやってるよね。
別にやましいことをしてるわけじゃないんだけど、万が一、自分のiPhoneもチェックされたらどうしようかなぁと、実は心配で……。
これまでいくつも、加速度センサーを利用したアラームアプリを試してきたけど、残念ながら安心して使えるものはなかったのよ。
てのも、iPhoneがスリープするとアラームが鳴らなかったりね。アプリ独自の疑似スリープにすると、iPhoneのホームボタンが押されただけで、アラームがあっさり解除されちゃったりと、散々。
んが、しかし! iPhoneがスリープしていてもアラームが鳴り響く、頼もしいアプリをついに見つけたぞー!! それがこの『Gotcha! Pro Alarm System』(以下、Gotcha!)なのだ!
解除にはパスコードが必要なのだ! |
アプリがスリープに対応しているということは、iPhoneをパスコードでロックできるということ。これでもう、ホームボタンが押されてもアラームが解除される心配はない! まずは、ホーム画面→“設定”→“一般”→“パスコードロック”でパスコードを設定しよう。
位置情報をオンにして、よりガードを! |
iPhoneのGPSをオンにしておくと、異常を検知した場所の緯度と経度がGotcha!内のログに記録される。また、異常検知後に定期的に送信されるメール(後述)にGoogleマップへの正確なリンクが張られる。万が一のときのために、GPSはオンにしておいた方がいいッスよ。
タップしたらログとり開始 |
あとは中央のベルアイコンをタップし、iPhoneを静かに置くだけ。その後、誰かがiPhoneを動かすと、けたたましいアラームが鳴り響く。アラームモードを解除する場合はベルアイコンを再度タップ。
設定画面は抜かりなく、ね |
アラームボタンが出ている画面右下の“i”をタップすると、音色や長さなどを変更できる。“Silent Alarm”という項目が便利。“ON”にすると、異常は検知するがアラームは鳴らず、こちらが覗き見を警戒していることを相手に悟られずに済む。ヘタにアラームを鳴らして相手を刺激したくない場合は、Silent AlarmをONにするといい。その代わり、メールなどで通知できるよう、設定しておこう(後述)。
センサー感度は強くても弱くてもダメ |
設定画面最下部の“Sensitivity”を選択するとセンサーの感度を調整できる。下部の三角形をタップして感度テストを実行可能。大きなアラームが鳴り響くので、周囲に人がいるときは注意してね。
異常はTwitterやメールに転送してくれる |
メールやTwitterへの通知設定は、設定画面下部の“Messages”をタップして行なう。メール送信サーバーを入力する必要があるけど、せめてGmailなどメジャーな設定はプリセットしてほしかったなぁ。
なお、Twitterへはダイレクトメッセージが送信される仕組み。ダイレクトメッセージは基本的に、自分宛てに送信できないので、Gotcha!の通知を受け取る用の別アカウントを用意しておこう。
アラート発生時の場所まで確認できるぞ |
受信メールにはGoogleマップへのリンクが張られてる。メール内のリンクをタップするとマップが起動し、iPhoneの場所を確認できる。
ログデータも転送可能ですよ |
いつ覗き見されたのか、ログを閲覧したい場合は、メッセージ設定画面下部の“Logfile”をタップしてね。“View Logfile”で閲覧できる。ログをテキストファイルでメール送信することもできるよん。
記録データから動作がすべて分かります |
ログの文字は小さくて見にくいけど、よく見ると“Gotcha! ALARM ALARM ALARM” と書かれた部分がある。それこそが、iPhoneが覗き見された時刻ッス。ログ、ピンチインでズームできるといいんだが。
前述のように、ちょいちょいクセはあるけど、全体としては安心して使える。さすがに電源をオフられたらお手上げなので、盗難防止用には向かないけど、無料版の『Gotcha! Alarm System』も出てるし、覗き見防止用に試してみてはどうッスか?
『Gotcha! Pro Alarm System』
App Store価格:350円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2010 Level 61
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