週刊アスキー

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検索フィルターって、フォルダーによって違うんだ

2010年01月26日 23時43分更新

 このブログの2010年01月13日のエントリー(週アスブログに書いたウィンドウズビスタネタをウィンドウズ7で検証してみた その3)の中で、

検索ボックスをクリックすると、“検索フィルターを追加”と表示されて、
分類:、更新日時:、種類:、サイズ:、名前:、フォルダーのパス:、タグ:
の7種類からフィルターを選択できるようになった。

と書いてしまったが、どうやらそれは正確ではなかったようだ。
 つまり、フォルダーによって、表示される検索フィルターの内容が違うらしい。
以下、どのように違うのか調べてみた。
 

検索ウインドーの検索フィルター
↑ウィンドウズキー+Fなどで表示される検索ウインドーでは、先に書いた7種類の検索フィルターが表示される。

 これがすべてかと思ったら、実はそうではなかった。ライブラリの“ドキュメント”の中に入っているフォルダーでは次のようになる。

ドキュメントライブラリの検索フィルター
↑ドキュメントライブラリでは、検索ウインドーに比べると、“分類:”がなくなり、代わりに“作成者:”と“タイトル:”が増え、合計8種類になっている。

以下、同様に、

ピクチャライブラリの検索フィルター
↑ピクチャライブラリでは、“撮影日時:”、“評価:”というフィルターが。8種類。
ビデオライブラリの検索フィルター
↑ビデオライブラリには、“長さ”というフィルターがある。8種類。
ミュージックライブラリの検索フィルター
↑ミュージックライブラリでは、“アルバム”、“アーティスト”、“ジャンル”など、ほかとはだいぶ違うフィルターがあり、8種類。

 これらの違いは何によるものかというと、ライブラリのプロパティーを見るとわかる。

ドキュメントライブラリのプロパティ
↑ドキュメントライブラリのプロパティー。

 “このライブラリを次の目的に最適化”というところの項目によって、フィルターの内容が切り替わるっぽい。だから、自分でオリジナルのライブラリを作った場合も、ここで指定した項目にあわせたフィルターが表示される。

 ちなみに一番上にある“一般項目”というのを選んだ場合のフィルターは以下の通り。

一般項目ライブラリの検索フィルター
↑自分でライブラリを作成し、“一般項目”を指定してみた。検索フォルダーのフィルターと内容も同じ7種類。

 しかし、どうやら、このような違いが現われるのは、ライブラリの中にあるフォルダーに限られるようだ。
 ライブラリではない場所、たとえばデスクトップに作ったフォルダーの場合は下図。

フォルダーの検索フィルター
↑“更新日時”と“サイズ”の2種類しかない。フォルダーのプロパティで、フォルダーの種類を“ピクチャ”とかに変えても同じ、やっぱり2種類。

 なお、この“検索フィルターを追加”欄に表示されないからって、そのフィルターが使えないわけではない。検索ボックスに自分で入力すればいい。これについての詳細はまた今度。


以下は余談。

 今回のように、検索ボックスを大きく広げていた場合は、検索フィルターが7種類とか8種類とか表示されるが、標準では、検索ボックスはもっと小さく、3~4種類くらいのフィルターしか表示されない。

検索ボックスが狭いときの検索フィルター
↑検索ボックスを狭くすれば表示されるフィルターも少なくなる。この例は検索ウインドーだが、フィルターは5つしか表示されていない。もちろん、広げれば、ちゃんと7つ表示される。
検索ボックスが最小のときの検索フィルター
↑検索ボックスを最小にしたところ。検索ウインドーでは、どうやら、最小にしても4つは表示されるようだ。
ミュージックライブラリで検索ボックスが最小のとき
↑ミュージックライブラリで検索ボックスを最小にしたところ。最低3つは表示されるみたい。

検索フィルターの件、つづく。

※この内容に関するご意見、ご感想は、週アスコミュニティーの Windows7の部屋、「週アスブログ記事コメントスレ」にどうぞ。
 

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