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次の電車まであと何分か分かるiPhoneアプリに惚れた!

2009年12月25日 00時00分更新

駅.Locky

『駅.Locky』
バージョン:1.2
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 どんなに乗り馴れた電車でも「あと何分で発車するか」は、時計を見ないと分からないよね。そんなときに重宝するのが『駅.Locky』というアプリ。乗車駅の時刻表を指定するだけで、発車までの残り時間をカウントダウンで表示してくれるのだ! もう乗り遅れないぞ!

まずは各項目の設定をする
一発キメてしまえば、あとはラクチンだ

 初めて起動したら“データ管理”タブを開き、乗車駅の“時刻表のダウンロード”。iPhoneのGPSをオンにしておくと“現在地周辺の駅(の時刻表)を検索”できて便利。路線ごとに全駅まとめてダウンロードすることもできるけど、必要な時刻表をひとつずつダウンロードするのが基本。3G回線でも無線LANでも、どちらでもオーケーっす。

国内の駅は随時、追加登録されている
有志の登録だけに、有名どころの路線は相当カバーしているのでは?

 駅.Lockyで利用する時刻表は、すべて有志の手作りとなる。全国すべての駅が網羅されてるとは限らないけど、北海道から沖縄まで実に1万ヵ所以上が登録されてるので、ありがたく使わせてもらおう。

 なお、欲しい時刻表が見当たらなければ、PCサイトで自作できる(無料のユーザー登録が必要)。さほど難しくはないけど、書式などにちょっとしたコツがいるので、詳しい作成方法は開発元による解説ページを参考にトライしてみてね。

実際に乗る駅を入力しよう
多分、登録されている。されていなかったら、この機会に登録だ!

 時刻表のダウンロードが完了したら、“駅選択”タブに切り替え、“駅を選択”から、先ほどダウンロードした時刻表を選択しよう。

次の電車の到着時間が分かる!
シンプルだから、慌てていても見やすいぞ

 あとは画面の指示に従うだけでカウントダウンがスタートする。画面下半分を左右になぞると前後の電車に切り替えらえるほか、両端をそれぞれダブルタップすると終電や始発にジャンプ。特に終電まであと何時間何分何秒あるかが一目瞭然なのは、意外と便利だね。

 もちろん、時刻表はiPhoneにダウンロードされてるので、カウントダウンや時刻表の閲覧は、電波の届かない場所でも可能! 安心ッス!

普通に時刻表の確認も出来ますよ
画面上部に現在時刻が表示されているので、これも便利

 ちなみに“時刻表”タブに切り替えると、時刻表の閲覧も可能ッス。各時間帯をタップすると詳細が表示され、電車の種類が分かるよん。

 基本的な使い方はたったこれだけ。とっても簡単ですな。しかし、もっとすばやくカウントダウンの画面を表示させる方法がある!

電車の行き先? 上下線の表示は自動だ!
このあたりは抜かりないぜ

 簡単な設定をしておくだけで、以後、時間帯に合った進行方向の時刻表を自動的に開くことができる。最初のデータ管理画面で下にスクロールし、“設定”→“方面を自動的に選択”を“オン”に。例えば、出勤時は上り電車を表示、帰宅時は下り電車を表示するといった使い方が可能。

通勤・通学などの時間帯に合わせよう
3パターンの区切りは頭の片隅に、ね!

 時間帯の設定は、到着時間が表示されている画面から行なう。中段右端にあるギアのマークをタップすると、設定画面がポップアップするので、時間帯を選択。こうしておくと、その都度進行方向を指定する手間が省けるよ。

 さらに無線LANによる位置情報を活用すると、駅.Lockyを起動するだけで、カウントダウン画面を表示できるようになる! 設定画面で“起動時に現在地を開く”を“オン”にしておくのを忘れずにね。

続いて位置情報の確認
1回目だけは実地での操作が必要です

 事前準備として、時刻表と無線LANアクセスポイント(場所)の関連付けを行なう。周囲に無線LANの電波が飛び交ってる場所で、到着時間が表示されている画面中央部の“WiFi”をタップすると関連付けがスタートする。

この細かい位置設定がウレシイ
登録するかしないかは、臨機応変で

 引き続き、無線LANのある場所を選択。情報は原則としてアップロードされ、共有される。が、自宅などで場所と時刻表の関連付けはしたいけど、情報は公開”したくない”場合は、“その他”を選ぼう。

アップすれば、より素早く見られます
iPhoneならではの利便性なので、出来れば登録が吉

 最後に、データ管理の画面で“WiFi情報のアップロード”を選択し、関連付けた情報を専用サーバーに登録する。以後、その場所で駅.Lockyを起動するたび、先ほどその場所に関連付けた時刻表が瞬時に表示される。ちなみに、WiFi情報のアップロードは3G回線でも可能なので、どこでも登録できますよ! もう約4万ヵ所以上が登録されてます。

 おもしろいのは、実際に無線LANのアクセスポイントに”接続”する必要はないという点。え? と思うでしょ。実は時刻表と無線LANアクセスポイントの関連付けを行なう際、単にアクセスポイントの基地局情報を利用しているだけ。なので、その場所で利用できるのが会員制の無線LANサービスであっても、会員である必要はないし、単に無線LANの電波を”検出”できさえすれば、それでいいのだ。

 これにより、例えばAという駅の下りの時刻表と会社の無線LANアクセスポイントを関連付けておくと、会社を出る前に駅.Lockyを起動するだけで、A駅の下り電車が発車するまでの残り時間が瞬時にカウントダウンされる! 会社に限らず、無線LANのある他の場所も登録しておくと、以後ワンタッチでカウントダウンが可能。こりゃ便利だ!


『駅.Locky』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2009 uclab.jp
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・iPhone&iPadアプリレビュー

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