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画像や連絡先を一斉に配れるiPhoneアプリに惚れた!

2009年12月15日 00時00分更新

Hoccer

『Hoccer』
バージョン:1.0.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 例えば飲み会やオフ会なんかで、いろんなデータ(連絡先や画像など)を、その場にいる人たちに一斉に送りたいと思ったことない?

 そんなときに便利なのが『Hoccer』というアプリ。GPSを使い、フリスビーの要領で、近くにいる人たちに一斉にデータをバラまくことのできるツールっす! もちろんデータを受け取ることもできますよ!

お約束の位置情報をオンにしよう
送受信者の判別に使うわけだね

 データをやり取りする人全員で、ホーム画面の“設定”→“一般”から“位置情報サービス”を“オン”にし、続けてHoccerを起動。

送信したいデータを選ぶ
上にあると便利そうですが、ま、仕様ということで

 データを送る人はひとりのみだが、受信者は複数でもオーケー(人数に特に制限はないようですよ)。一度に送信できるデータはひとつのみ。対応するデータは連絡先、画像、テキストとなってます。

 送信者は、画面を上に向かってなぞる。下部にツールバーが現われるので、送信したいアイテムを選択。受信者は準備の必要なし。

多少、目をつぶれば、日本語も使える
ローカライズに期待だ!

 日本語の連絡先にも送れるけど、今のバージョンでは、メールアドレスが入ってるとアプリが強制的に終了したり、姓名の前後が逆になるという不具合があるので、あらかじめ知っておいてね。

画像はリサイズせずに送れます
3GSな人は、これはウレシイ

 画像については、iPhoneの中にあるものならどれでも選べますよ。元の解像度のまま送受信できるのがいいですな。

 肝心のやり方だけど、これがユニーク。iPhoneをしっかりと握って、送受信側ともにフリスビーのようなジェスチャーをすればいいのだ。

送る側はこのようなゼスチャーを
Bumpといい、なぜこのような……

 データを送る側はフリスビーをヨコから投げるような感じで。受け取る側は顔のヨコでキャッチするようにする。世界地図が出ている画面で右下の“i”をタップすると具体的なやり方を確認できる。参考にしてね。

受け側はこのようなゼスチャーを
がちょーんの逆再生みたいな?

 データを受け取る場合は腕を手前に引き寄せる感じで。相手が投げる動作をしたら、すぐにキャッチするのがコツ。バシッという音が鳴るまで、この姿勢をキープするとうまくキャッチできるよん。

データは種別によってちゃんと格納されます
カメラロールって、人前で開くときは注意したいひとつですね

 受け取った画像はiPhoneのカメラロールに入る。連絡先は連絡先アプリに登録され、テキストは編集可能な状態で表示されますよ。

 ね? 簡単でしょ?

 さらに面白いのはマルチプラットフォームな点。AndroidアプリやPCのブラウザークライアントも公開されている。つまり、iPhone同士のみならず、PCやAndroidともデータをやり取りできるのだ!

PCから一斉配布、なんてことも可能
これは何かに使えそうなサービスですな

 PC版ブラウザークライアントはGPSなしで使える。相手のいる場所を左の地図で範囲指定し、右のボタンで送信か受信をクリックすればいい。つまり、自分はそこにいなくても、そのへんにいる人たちにデータを一斉配布できる。ヘリコプターでチラシをばらまく感じ?

 PC版ブラウザークライアントでのデータのやり取りは、今のところスマートフォンとの間でしかできないけど、開発元によれば、将来的にはPC同士でもデータをやり取り可能にするそうですよ。

 前述のように連絡先の不具合はあるけど、みんなに一斉にデータを配れるなんて、想像しただけでワクワクするぜ!


『Hoccer』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) ART+COM Technologies GmbH
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