2009年11月27日00時00分

Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 『激安鯖イイじゃないッ!!』

【第3回】謎!? BIOSの挙動を逆手に取って静音化するゼ!

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 前回のスペシャル動画【第二現場(前編)】はこちら! 

■爆音君の汚名返上! 静音換気扇を装着!!

 連載当初からの問題である起動時の爆音。どのファンが爆音を奏でているかを調べると、ケースファンであることが判明。さっそく静音タイプに換装してみると……起動しない。どうやらBIOSが回転数をチェックしていて規定値以下になると強制停止してしまうらしい……。

改造のベースはこのマシン!
Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 第3回:『HP ProLiant ML115 G5』 直販価格:7万9800円
『HP ProLiant ML115 G5』 直販価格:7万9800円


 サーバーを守るという意味では名案だが、俺にとっては迷惑だ。しかしひらめいた! 「木を隠すなら森の中」って言葉を! つまり「うるさい換気扇をファン代わりにしちまえ!」という迷案だ。実にバカである。

  DIY店に足を運ぶと良さげな換気扇の数々。がっ、ここで誤算が! 最近の換気扇ってメッチャ静かなのね。これじゃ森の中に隠せねーじゃんと思いつつ、とりあえず買って帰る。マシンに30センチの大穴を開け、換気扇を取り付けてみると、PC用とはけた違いの風量だ。

ケースに大穴を開けて装着
Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 第3回:ファンコンは秋月電子のインバーターキット
換気扇まんまですな。ファンコンは、秋月電子のインバーターキット(700円)を使用。


 計算してみると、通常のファンが30~40CFM(※風量などを表す単位で、Cubic Feet per Minute)なのに対して、換気扇は10倍以上の517CFM。「連邦のファンは化け物かッ!」 って感じ。しかもPC内部の気圧が下がり、爆音の排出ファンは力負けして、空気吸い込んじゃってる……。そこで急きょ、反対側にエアインテーク用の穴を開け、換気扇用の雨ガードを付け、ちょっとガンダムふうにしてみる。イイ!!

Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 第3回:静音換気扇を装着
ディスクよーし! グラボよーし! 静音性 点呼よーし! 定刻どおり自宅鯖を出発進行! ようやくWindows Serverとして稼動させたい状態になったぞー♪


  ただケースファンは相変わらず大きな音を立ててブン回っている。検討した結果ファンの羽をもぎ取ってしまえば風切り音がなくなってハッピー。モーター部は残して、BIOSに「ブン回ってます」と返事をするパルスジェネレータにしよう!

 さっそくファンの羽を切断、ちょっと電源を入れてみたら、羽の根元に残っている樹脂のバランスが悪く、元より激しい騒音に見舞われる。そこで丁寧にヤスリをかけ軸ブレしないようにしたところ、爆音君はその汚名を返上することに成功した。

爆音の元を切断!
Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 第3回:ニッパーでファンの羽を切断
ワイヤーカッターを使うまでもなくニッパーで簡単に切断できる羽。

  ついでに換気扇用のファンコンも作り、風量も自由自在にしてみた。ケースは元の3倍まで大きくなったが、ますます愛着の湧いてきた激安鯖。何か家族に還元しなければなるまい!

 

Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 第3回:藤山哲人

筆者紹介 ── 萌えテクニカルライター 藤山哲人
 
太陽を見るとクシャミが出せるテクニカルライター。現在マイコンを使ったインターバル撮影システムを開発中!

 

副本部長梅田の鯖のハナシ

Windows Server 2008 R2 Foundation密着連載 『激安鯖イイじゃないッ!!』:副本部長梅田
梅田 成二
マイクロソフト株式会社 サーバープラットフォームビジネス本部 副本部長

コンシューマー向けのWindows Home Serverからガチガチにエンタープライズ向けの各種Windows Serverまで、サーバー向けWindows全般を担当。週アス的にざっくり言うと「MSのカタめの部署のエラい人」。


激安鯖として販売されているハードウェアにはクライアントOSでも、サーバーOSでもインストールできてしまう訳やけど、実はハードには鯖グレードとPCグレードという厳密な区分があるんやね。じゃあ、鯖のグレードをどうやって見分けるか? ひとつの目安としてECC(英会話学校やないでッ)があるんやね。

 これはなかなか知られてないことやけど、調べてみると実はメモリー1GB当たり、平均して月に1度はメモリーエラーが起きてるんよ。ただメモリーの値段が下がって、搭載するメモリ量はどんどん増えてるから...ここでエラーの検出と訂正をするECCメモリーの登場となるわけ。

 ちなみにサーバーハードウェアがWindows Server のロゴ認定を受けるためには、ECCメモリー搭載が必須要件になってて、マイクロソフト本社のWindows Serverの開発責任者であるBill Laing(副社長!)は呪文のようにECC、ECCと唱えてます。これはWindows Server 2008 R2 Foundationも同様で、ECCメモリーこそサーバーOSを使っている、って証しなんですわ。

 安いメモリーを買って相性とかでトラぶった人もいるかもしれんけど、これからは是非ECCメモリー入りのサーバーで、本物の安心を手に入れて欲しいな!

 

連載の続きはこちら↓から!

【第4回】自宅ウェブサーバーで親父の威厳を取り戻すぜ!

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