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東芝の次世代テレビ『CELLレグザ』発表会レポート

2009年10月06日 04時31分更新

東芝CELL REGZA

製品名は『CELLレグザ 55X1』。55インチワンサイズのみのラインアップです。同社の液晶テレビ、REGZAシリーズのフラッグシップ機という位置づけですが、通常のREGZAとは異なるロゴに、なんともいえない高級感が漂ってます。なお、CELLレグザはセパレート型で、液晶と写真下のチューナー部“CELLボックス”で構成されます。

東芝CELL REGZA

↑CELLボックスには録画用として3.5インチHDD(1GB)が2基、2.5インチHDD(500GB)が2基、合計3TBのHDDを内蔵しています。さらに注目は写真の右端。なんとB-CASカードを6枚同梱! 1枚で2番組録画できるので、同時に合計12番組の録画が可能です。

東芝CELL REGZA

↑ずらずらっと6つ、あと左上にひとつ並んでいるのもチューナーです。チューナー数は地デジ×11、BS/110度CSデジタル×3で計14基。加えてアナログチューナーを1基搭載してます。すごすぎます。

東芝CELL REGZA

↑CELLプラットフォームは3枚の基板で構成。メインCPUは『Cell Broadband Engine』。ヒートシンクが巨大です。ファンも装備していました。CELLボックスの中をのぞいてみたいですね。

東芝CELL REGZA

↑CELLレグザには新たな超解像技術が入っています。失われた色情報を復元したり、ネット動画を高解像度に再現するといった処理が加わりました。CELLの演算能力は、現行のレグザに搭載する映像エンジン“メタブレイン”の140倍とか。

東芝CELL REGZA

↑その処理性能を活かした新たな録画機能が“タイムシフト”。3.5インチHDDの2TBを使用し、地デジ8チャンネル×最大26時間ぶんの常時録画を行なっています。番組表を丸1日さかのぼって番組が視聴できます。特定の時間帯やチャンネルを指定することもできます。ちなみに番組表のサブ画面は動画!

東芝CELL REGZA

↑放送中の番組画面を8チャンネルぶんマルチ表示もできます。こちらのサブ画面も動画! チャンネルを変えずに番組が選べるのは便利ですね。自宅が報道センターになったみたいでおもしろいです。

東芝CELL REGZA

↑放送中や録画番組のタイトルやキーワードから関連のある番組を表示してくれる“ローミングナビ”。動画サイトのような感覚で、気になった番組を次々と再生できます。

東芝CELL REGZA

↑ネット機能も充実。YouTubeにアクセスできるほか、ウェブブラウザーにOperaを採用。

東芝CELL REGZA

↑リモコンがステキ。中央でタッチパッド操作ができます。下部は2段階でスライドできる構造。
 

ちなみに、予想実売価格は100万円前後とのこと。高っ!! 量販店のポイントが10パーセントついて、エコポイントが3万6000点……とセコく考えても高っ!! 発売は12月上旬の予定です。
※エコポイント対象製品かは現時点では未定。

CELLレグザはCEATEC JAPANの期間中、東芝ブースで見られます。今年の東芝ブースは、なんと全展示がCELLレグザ! 本日10月6日から開幕するCEATEC JAPANに行かれる方はぜひ。とにかく一見の価値ありです。

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