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なくした電話のありかが分かるiPhoneアプリに惚れた!

2009年06月30日 00時00分更新

iScrut - Locate your phone『iScrut - Locate your phone』
バージョン:1.0
App Store価格:115円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)


 iPhone 3Gをなくしたらどうする? あきらめる? それとも『MobileMe』(年額9800円!)の“iPhoneを探す”機能で探し出す?

 なるべくコストをかけずに何とかしたい! そこで目を付けたのが『iScrut - Locate your phone』(以下、iScrut)というアプリ。万が一iPhone 3Gを落としたり、どこかに置き忘れたり、かっぱらわれたとしても、前もってコイツを起動しておけば『iScrut』のサイトでiPhone 3Gのありかを確認できるのだ!

 この手のアプリは他にもあるけど、指定したタイミングで定期的にiPhone 3Gの位置情報を通知し続けてくれるアプリって、今のところこのiScrutだけなんじゃないかなぁ(他はたいてい、誰かが偶然アプリを起動することを前提としているので、あまり期待できないよ)。

 使い方は実に簡単。ユーザー登録は不要。必要なのは、iScrutを起動したときに表示されるiPhone 3G識別用の固有のコードだけ。

見つけるためのカギ(キー)がコレだ!
iPhoneほど紛失して泣けるケータイはないよね

 中央のコード(モザイク処理をしています)がiPhone 3G捜索のカギとなる。当たり前だけど、iPhone 3Gがなくなったらこのコードを見ることはできなくなるので、絶対に忘れないようにしてね!

 外出時や移動の際は、以下の点を確認しよう。

●iPhone 3Gの電源と“位置情報サービス”(GPS)はオンにする
●iScrutを起動しておく(画面はスリープしてもオーケー)
●iPhone 3Gにパスコードロックをかけておく
(iPhone 3Gをひろった人がiScrutを終了できないようにするため)

紛失したら速攻でPCを起動だ!
なんだったらネカフェに凸でもいいね

 もしもiPhone 3Gを見失ったら、PCのブラウザーでiScrutのサイトを開き、プロテクトの画面のコードを入力。“>”をクリックすると……

俺の嫁、iPhoneが見つかった!
多分、こんなにサックリ出たら狂喜竜虎乱舞しますな

 GoogleマップにiPhone 3Gの位置が表示された! ピンポイント表示じゃないけど、だいたいこのあたりというのが分かるだけでも安心ッス!

 さらに、iPhone 3Gが(何日、何時間)何分前にどこにあったかという時系列の位置情報や、時速何キロで移動しているかなども確認できるので、見失ったiPhone 3Gを追跡することも不可能じゃない。

追跡情報の発信時間を変更可能!
電車内で落とした場合なんかは、発信間隔が短いほうがいいですね

 プロテクトコードの画面右下にある“i”をタップすると設定画面が開く。位置情報を通知するタイミングはここで変更可能。

面倒な気もするけれど、パス設定はいざというときに大切です
ロックとかって普段は面倒だし、パスを忘れちゃいがちだけど、有事の際にそのありがたみを思い出すんだよねー

 手軽な反面、固有のコードにはパスワードがかかっていない。心配な人はパスワードを設定しておこう。

 ここで「ん?」と思った人、正解。ケータイやGPSの電波が届かない場所にiPhone 3Gがあったらアウトだし、バッテリー切れや電源オフ時はそれ以上追跡できない。けどそれはMobileMeとて同じこと。

 少なくとも、当てずっぽうで探すより全然マシ。手軽な保険としてインストールしておいてもいいんじゃないかな。


『iScrut - Locate your phone』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2009 Antonio Calatrava
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