『Files』
バージョン：1.2.1
App Store価格：800円
（バージョンと価格は記事掲載時点のものです）
筆者の場合は、移動中に鉄道路線図や記事チェック用のゲラ（ほとんどがPDF）を参照する機会が多い。なので、オフラインでもそうしたファイルをサクサクと閲覧できることが最重要。
今までこうしたファイルをiPhone 3Gで見るために、添付ファイルをメールで送ってた。が、これって効率悪いし、標準搭載の『メール』ってフォルダー整理もできないし、必要なメールを探し出すのもひと苦労。
で、最近愛用しているのが『Files』で、本気で便利！
これはファイルサーバーとドキュメントビューアーが一体になったアプリで、PC（iPhone 3Gと同じLAN内にあるもの）上のファイルをiPhone 3Gに無線LANで転送し、転送したファイルをiPhone 3Gで閲覧可能にする。つまりFilesがあれば、PC上のファイルをiPhone 3Gで持ち歩いて読めるってわけ。
ちょっとしたファイルが必要ならノートPCを持ち歩く必要なし！
しかも、対応ファイルは幅広い。
・PDF
・Microsoft Office（ワード、エクセル、パワーポイント、Office 2007のXMLにも一部対応）
・標準テキスト
・リッチテキスト（RTF、RTFD）
・HTML
・画像（TIFF、JPG、GIF、PNG、BMPなど、iPhone 3Gが対応するもの）
・動画（QuickTime互換のもの、H.264/MPEG-4）
・音声（MP3、AAC、WAV）
・Apple iWork
ここまで対応してれば、大抵は何とかなるでしょ。もちろん日本語のファイル名やフォルダー名にも対応してます。
ファイル転送は簡単で、PC側に特別なクライアントは不要。ウィンドウズのエクスプローラやマックのファインダーなど、OSの標準機能を使い、ドラッグ・アンド・ドロップでサクッと転送できるのでとても手軽。接続に必要なサーバーアドレスはアプリ起動時に自動で表示されるのもわかりやすいッス。
特に筆者が気に入ってるのが、冒頭にも書いたPDFをサクサクと閲覧できる点。
都内の移動には欠かせない路線図が見られるのは便利
東京メトロの詳細路線図ならば、ここまで広範囲で見られる。都内の移動には必須だろう。
すばらしいiPhoneのインターフェースなら、閲覧も楽チン！
縦横の回転表示や、ピンチイン、ピンチアウトでのズームがとてもスピーディーなので、鉄道路線図の駅名なんかの小さい文字でも余裕で確認できます。これなら出先でもじゅうぶん使い物になりますな。
画像の閲覧が楽チンなのも◎
複数の画像を同じフォルダーに入れておけば、画像を閉じることなく前後の画像を閲覧できるんです。フリックによる画像の切り替えには未対応だけど、矢印アイコンをタップするだけなので手間はかからない。標準アプリの『写真』と異なり、画像をフォルダーで整理できるのも超便利ッス。
さらに、テキストファイルの文字化けをサクッと直せるのがうれしい
テキストを開いた状態で左下のメニューを開き、“Change Text Encording”をタップ。文字コードを選ぶだけでよく、ファイルを開き直す必要がないのがいい。Shift-JIS？ それともUTF？ みたいに試行錯誤するときに重宝するよ。
同じコンセプトのアプリはいろいろあるけど、細かい部分の使い勝手のよさと手軽さでは、今一番イケテるアプリじゃないかな。
ちなみにファイル名検索やしおり、指定したページへのジャンプ機能などもある。これらを省略した無料版も出ているのでお試しあれ！
『Files』
App Store価格：800円
（価格は記事掲載時点のものです）
(c)Olive Tosast Software Ltd
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その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー
ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ〜ぱほりっく
追記【2009/8/12】
『Files』
バージョン：1.3.2
App Store価格：600円
（バージョンと価格は追記時点のものです）
【主な変更点】
●不具合修正
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