週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ゼリーのようなゆる~い車のiPhoneアプリに惚れた!

2009年01月23日 19時50分更新

JellyCar『JellyCar』
バージョン:1.3
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)

 レーシングゲームって、どうしても3Dでリアルとか見た目が派手とか、スピード感たっぷりとかのカッコイイものばかりが注目されがちだよね。

 けど筆者は反射神経が鈍いので、3Dレーシングゲームに必須の微妙なハンドルさばきってヤツが大のニガテ。さらに絶対攻略してやる! という根気もないので、正直、その手の派手なゲームを買っても宝の持ち腐れでさ……。

ところが!

 App Storeで見つけたのが『JellyCar』という車ゲー。要はこれ、タイムトライアル式のカーレースゲームなんだけど、シンプルな2Dゆえに基本的な操作はアクセル(前進)とブレーキ(後退)のみ。つまり微妙なハンドルさばきが不要なので、3Dレーシングゲームがニガテな筆者のような人間でも、それなりに楽しめるってわけ!

 JellyCarのおもしろさの原点は、車体がグニャグニャ(その名のとおり、まさしくゼリー状)な点にある。グニャグニャだから変形自在。

独特の絵柄も車もゆるゆるっぽくてイイ!
iPhone 車 ゲーム
↑画面の右半分をタップすると前進、左半分をタップすれば後退。基本的な操作はこれだけだ。

 車体をダブルタップして一時的(約14秒間)に、車のサイズを大きくしたり、逆に小さいまま回転する歯車に挟まれてボヨヨ~ンと弾き飛ばされたりしながら、コース上に置かれた障害物を乗り越えてゴールを目指す。自己のベストスコア更新もさることながら、ゴールするまでの過程そのものが楽しいのだ。これ、ゲームに重要だよね。

iPhoneならではの操作感が楽しい!
iPhone 加速度センサー だが3Gもない
↑ピンチインやピンチアウトでプレー画面をズームできたり、iPhone 3Gを傾けると加速度センサーが働き、車体が前傾や後傾するあたりもiPhone 3Gらしくてナイス。操作レスポンスも良好ッス。で、右端の赤い◎がゴール。

 さらに世界中のユーザーがエントリーできるオンラインランキングシステムも搭載! これが気合とやる気とドハマリするよいポイント。

場所を選ばずランキング登録できる!
iPhoneとiPod touchの違いはココ
↑iPhone 3Gなら無線LANを使わず3G回線が使えるから、その場でスコアを世界に向けて発表できるので、とっても手軽ですな。日本語にも対応してます。

 こういうゲームって、電車などのヒマつぶしでプレーすることもあるけれど、そんなときに限っていいスコアが出たりしがち。お約束だ。iPhone 3Gだと、「アクセスポイント、アクセスポイント」と探す必要もなく、ランカーの方たちも安心してプレーできるのがグー。

 ステージは現時点で23面ほど用意され、難易度別に高中低の3種類に分かれてる。難易度や各ステージの間に前後関係はないので、どれでも好きなステージからプレイできるってところもゆるくていい。

 ゲームを中断したければ画面を3本指でタップ。一時停止メニューが表示されるので、その中から“リトライ”を選択すれば、そのステージを最初からやり直せる。このあたりのユーザーインターフェースもよくできてます。

 「絵がかわいすぎるなぁ」という人も、まぁ、騙されたと思って一度はインストールしてみて。起動直後に表示されるメニューからしてグニャグニャで笑えるから。

この画面、なんだかわかりますか?
iPhone アプリ
↑見出しの答えは、メニュー画面でした。なぜかこのメニューも加速度センサーに対応している。そのためiPhone 3Gを傾けるとあちこち動く! なめとんのか(笑)。

 3Dレーシングゲームがニガテだとか、まったりとヒマつぶししたい人は、JellyCarのプルルンな世界観を味わうべし!


『JellyCar』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)2008 Walaber
・ダウンロードはコチラをクリック!

その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー

ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ〜ぱほりっく


追記【2009/8/12】
『JellyCar』
バージョン:1.4.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は追記時点のものです)

【主な変更点】
●ステージの追加
 新たに5種類のステージが加され、全28種類のステージをプレイ可能になった。

関連記事

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう