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渋谷系iPhone SDK解説本(でも中身は骨太)の裏話

2009年05月31日 15時00分更新

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 先日から何度か記事にしてる楽しいiPhone SDK解説本こと、『ユメみるiPhone―クリエイターのためのiPhone SDKプログラミング』の著者、徳井さんのブログで、執筆意図のバックグラウンドが明かされています。

 特に印象的だったのは以下の一文。

しかし、いわゆるクリエイターの人はせっかちです笑 言語仕様がどうとか、他の環境のAPIとの比較はどうでもよく、極論すると自分の製作に使えるどうか、表現の幅を広げるのに役立つのかどうか、それだけを気にします。「クリエイターのための」と銘打つ以上は、そうした読者の気質に応える必要がありました。

 本書の読みやすさというか、最初のとっつきやすさはこの辺りにあるのかもしれません。「クリエイターのための」がサブキャッチになってはいますが、iPhoneアプリに興味がある程度の初心者にも、最後まで読み通せる解説本としてなかなかの実力なのではないかと。スキルとして身に付くかどうか以前に、途中で心が折れちゃって挫折ってのがイチバン悔しいですからね。

 こう何度も(ブログとはいえ)記事にしちゃって、弊社の刊行物だったりすると鬱陶しいですけど、実際は週アスと何の関係もない本だからいいよね(苦笑)。
 ちなみに、本日時点で、すでに6/2の刊行記念トークセッションの席はすべて埋まっているとのこと。トークに立つメンツがなかなか注目の人ばかりなので当然と言えば当然か。

(イトー)

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