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レッドブル・ミニ(Mini)の秘密基地に潜入取材

2009年05月25日 00時12分更新

20090524RedbullMap.jpg

 レッドブル主催のイベントはもちろん、都内でもときどき見かけるレッドブル特装のBMWミニ。見かけると思わず追いかけたくなってしまうこのコたちの秘密基地が、都内にあるって知ってました? しかもココ、誰もが知ってる高級住宅街の一角だったりします。

 なんで駐車場っぽくないトコロに止まってるのか? 後ろにある瀟洒なリストランテふうの建物は何なのか!? さらにちょっとしたミニの秘密も含め、気になる詳細は続きをどうぞ。

 無意味に引っ張ってもしょうがないので、いきなり答えから。実はこの場所、レッドブル・ジャパンの本社前なのです。

 週アスが関わっている夏イベントに関して、レッドブルさんにご協力を仰ごうと会社訪問したのがそもそもの経緯。幸い、本題の用件についてはご快諾いただき、具体的な内容についても近々皆さんにも発表できると思います。

 さて、このストリートビューの写真は特に不思議な印象に撮れてますけど、この目で見た実際の社屋も、ホントにこのまま。その昔は外国人向けの高級マンションだったらしく、一棟丸ごと改装してオフィス転用してるんだとか。オフィス→住居のリノベーションは都内でも見かけますけど、ここまでしっかりした作りの建物だと逆も可能なんですね。

その場で撮った証拠写真
20090524RedbullFront2.JPG

 ロビーに入ってみると、遊び心満点のディスプレーが散りばめられてます。なんとなく、西海岸というか、シリコンバレー周辺の企業ふうな、型にとらわれない自由な会社風土を感じますね。
(実際にはレッドブルはオーストリア本拠の企業です。僕も昔、北米の企業だと思ってました)

 ちなみに、下の子供向けのカートみたいな車両は、レッドブルが主催しているカートレース用のディスプレー車両。日本でも『RED BULL BOX CART RACE TOKYO』として、10月11日・東京お台場の夢の大橋を使って開催されます。一般応募可能です!

20090524Redbullcart.jpg

↑こんな感じの自作ボックスカートを使って走る『RED BULL BOX CART RACE TOKYO』。お祭りレースとはいえ、きちんとレギュレーションがあるそうです。

20090524RedbullKabuto2.jpg
↑あるイベントで学生が作った甲冑。全部レッドブル缶のリサイクル。

●レッドブル・ミニの3つの秘密

 個人的にもクルマ好きなもので、打ち合わせ後に興味津々で色々と聞いてきました。

秘密その1)レッドブル・ミニは保冷車だった

 あの特装ミニはPR用というだけではなく、イベントにレッドブル・ガールズが出演する際の人と商品の移動車として活躍する、立派な実用車なんだそうです。

 背中に背負った巨大なレッドブル缶ばかりが目立ちますが、刮目すべきはその下部。このカーゴスペースは実は缶クーラーになっていて、最大400~480本(缶サイズにより変わるそう)のレッドブルを、キリッと冷えたまま輸送することができるそうな。

 肝心の改装費を聞き出すのを忘れてしまいましたが、この手の特装車両は、見た目地味なものでもびっくりするくらい高価ですからね。1台あたり1000万円と言われても全然驚きません。

秘密その2)レッドブル・ミニは2人一組で乗車してる

 イベントにレッドブル・ミニが来る場合、乗車は2人一組が基本だそうです。別に運転手がいるわけじゃなく、イベント出演するレッドブル・ガールズが自らハンドルを握っているとのこと。そういえば、街でみかけても前から眺めたことはなかったなー。見かける機会があったら、運転席に注目ですよ。

秘密その3)レッドブル・ミニのナンバーは“283”

 よーく見てみると、全車両が同じナンバー“283”。ナゼこの数字なのか。もちろんちゃんと由来があって、

“Red Bull Gives You Wings”
“レッドブル、翼を授ける”

というテレビCMでもおなじみのキャッチフレーズの“つばさ”を文字っているとのこと。ダジャレまで効いてるとは(笑)。

 これだけレッドブルについて書きまくってるとさすがに飲みたくなって来るよね。
……ということで、さっき近所のコンビニで買ってきました。ぐび。

(イトー)

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