2008年10月16日16時28分

ドルビー3Dは映像と目玉が飛び出るシステムでした

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Dolby_3D%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg 去年、CETEC JAPAN 2007で国内初披露された『Dolby 3D DIGITAL CINEMA(ドルビー3D デジタルシネマ)』ですが、今年は国内で最も再生環境に優れているIMAGICAでデモ試写が行なわれました。

前回流したコンテンツをほぼ一新したデモで、内容は下記のとおり。
①『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』3D映像
②『センター・オブ・ジ・アース 3D』:エリック・ブレヴィグ監督のコメント
③『センター・オブ・ジ・アース 3D』予告編
④『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』
⑤ 3alit Digital デモ画像:U2 3D
⑥『カンフー・パンダ』3D 特別デモ映像

3Dといえば昔から青赤メガネタイプが有名ですし、他方式のものもあるけれど、現状ではドルビー3Dが十歩抜き出た感じです。作品によって、奥行きが出るタイトルと、お約束の手前にバンバン何か飛んでくるタイプがありますが、なかなかの立体感でこれなら大丈夫。その仕組みを紹介しましょう。

Dolby_3D%E4%BD%9C%E5%93%81.jpg ちなみに10月25日よりTOHO シネマズ六本木ヒルズほかで、『センター・オブ・ジ・アース 3D』が国内で公開される予定です。

Dolby_3Dfr.jpg
今までのフィルム上映の3Dでよく使われていたのは左の図にある2種類。ひとつはおなじみの青赤フィルムで、もう一方はタテとヨコの映像をそれぞれ右目と左目に分ける偏光タイプ。後者は東京ディズニーランドのアトラクションで見たことがある人も多いでしょう。グラスを2つ重ねて回転させると透過したり、真っ黒になったりするアレです。それに対して右の図がドルビー3Dのシステム。

Dolby_3Dge.jpg
ドルビー3Dの方式はRGBに分光させた上、位相をずらすタイプです。DLPと呼ばれているフィルムではなくデジタルデータを投影するデジタルシネマ方式のため右左の目専用の投影機を2台使う必要もなく、1台のプロジェクターを秒間144フレームで両目の切り替えを短くしています。

もちろん、元の映像データは従来と同じ秒間24フレームですが、1コマを6分割して24×6の144フレームにしているので、切り替え時のチカチカ(フリッカー)が少なく、長時間観ていても3D酔いや、目が疲れて頭ガンガンして気持ち悪くならないのが特徴です。またデジタルゆえの色補正もできるため、にじんだりすることもなく、普通の映画に限りなく近い色の再現性が可能。

このRGBを位相をずらして、若干、色味がかった3Dグラスで観るわけです。あまりの切り替えの速さにフリッカーは気にならず、普通の映画を見ている感覚だけれど、奥行きが広がって「おぉぉぉぉぉ」としか声が出ないほどでした。これでは何百回見たか忘れてしまった『スター・ウォーズ』をまた観に行ってしまうこと必至。ちなみに、こんな感じの専用トレーラーが流れて、上映前から興奮状態になります。
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「すげー! 今から観てくるわ」っと思っても、残念ながら日本にはデジタルシネマ対応のスクリーンは80しかないのです。うち40スクリーンが各種の3D投影が可能で、ドルビー3Dが上映可能なスクリーンは以下の17!

・新宿バルト9 (東京:2スクリーン)
・梅田ブルク7 (大阪)
・広島バルト11 (広島)
・T・ジョイ大泉 (東京)
・T・ジョイ新潟万代 (新潟)
・T・ジョイ長岡 (新潟)
・T・ジョイリバーウォーク北九州 (福岡)
・T・ジョイ出雲 (島根)
・T・ジョイ東広島 (広島)
・T・ジョイ久留米 (福岡)
・T・ジョイ大分 (大分)
・T・ジョイ鹿児島 (鹿児島)
・Humax成田山 (千葉)
・Humax横須賀 (神奈川)
・エクスワイジー・シネマズ蘇我 (千葉)
・エーガル8シネマズ (広島)

ちなみにアメリカでは1000スクリーンもあって、今後も上映予定にすごいタイトルが揃っています。

2008年 11月 『BOLT』
2009年 1月 『My Bloody Valentine 3-D』
3月 『Monster vs Ailens』
5月 『Up』
7月 『Ice Age 3』
『G-Force』
10月 『Toy Story』
11月 『クリスマス・キャロル3D』
『How to Train Your Dragon』
12月 『Avatar』
未定 『Toy Story2』
『Toy Story 3D』
『Shrek』
『TinTin』
『Star Wars』
『Load of the Ring trilogy』
『King Kong』
(編集部注:海外の予定で、国内は未定)

国内でも対応劇場が増えてくれないと、上記の名作が観られないので、どんどんリクエストはがきを送るのもいいかもしれません。(三宅)

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