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九州小倉工場で解体車輌の現地取材あり ニコニコ超会議の鉄道関連超まとめ

2012年04月19日 17時30分更新

 いよいよ4月27日、ニコニコ超会議に向かう大阪駅発ブルートレインの発車する日が迫ってきた。今回は4月28日、29日に行なわれるニコニコ超会議の鉄道関連イベントのまとめをレポートする。前回の記事から情報が更新された部分があるため、前回の記事をご覧いただいた方はアップデート情報にご注意を。

 なお、超会議号やミステリートレインの申し込みは売り切れ次第終了とのこと。乗りたいと思った人は急いで申し込みをしてほしい。超会議特別ツアー申し込みはコチラ。(関連サイト)

■大阪発上野行きブルートレイン『ニコニコ超会議』号

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

●超会議号のダイヤ(超会議号「旅のしおり」よりまとめ)
・4月27日
  17時30分~18時頃 大阪駅を出発
  22時32分 金沢駅着
   ※運転停車
  22時34分 金沢駅発
  23時57分 泊駅ー通過
・4月28日
  0時48分直江津駅着
   ※運転停車
  1時9分 直江津駅発
  1時35分 青海川駅ー通過
  2時14分 長岡駅着
   ※運転停車ー方向転換と機関車交換。
  3時35分長岡駅発
  4時22分 塩沢駅ー通過
  4時40分 越後湯沢駅着
   ※運転停車
  4時43分 越後湯沢駅発
  5時5分 土合駅ー通過
  5時17分 水上駅着
   ※運転停車
  5時19分 水上駅発
  5時56分 渋川駅着
   ※運転停車
  6時39分 渋川駅発
  7時05分 高崎駅着
  8時45分 大宮駅着
    ※運転停車
  8時57分 大宮駅発
  9時20分 尾久駅ー通過
  9時25分 上野駅14番線着

●ダイヤに関するライターシバタの予想
 長岡に到着前に臨時寝台特急『日本海』とすれ違いが起きる。長岡駅では、上り上野行きの寝台特急『あけぼの』と並んで停車する可能性が高い。上りの『あけぼの』は、長岡駅には5番線に停車する。おそらく超会議号は寝台特急『北陸』と同じ3番線に停車すると予想。ちなみに、長岡駅はこの時間帯はホームに入れない。また超会議号の乗客もホームに降りれないので注意が必要。大宮から寝台特急『カシオペア』のスジ(ダイヤ)に乗るため、上野駅で9時38分着の寝台特急『北斗星』と一瞬のランデブーの可能性あり。この場合は、13番線の北斗星と14番線の超会議号と2本のブルートレインが並ぶことが予想される。

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 使用される車輌は青森車両センターの24系ブルートレイン客車6輌。寝台はすべて開放寝台。編成は大阪側から“オハネフ+オハネ+オハネ+オハネ+オハネフ+カニ24”になるとのこと。カニ24は金帯だが、ほかは白帯の希望を出しているという。上記の写真はヘッドマークを合成したものです。

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 台座からつくるヘッドマークの図柄が決定。往年の寝台特急彗星のようなデザインだ。また、ニコニコ超会議号の乗客には以下のプレゼント特典がある

●プレゼント特典
・朝食にオリジナルパッケージのスペシャル弁当
・超会議有料ゾーンの1日入場券
・4月28日ニコニコ超会議で行われる「485系後悔解体買付ショー」への優先参加券
・向谷実氏製作のオリジナル非売品CD
・記念着席券、箸&キーホルダー
・ニコニコ動菓食べ放題
・抽選で50名にニコニコ超会議号オリジナル鉄道模型の優先購入予約券
●ゲスト関連
・向谷実氏が同行。車内検札やオリジナル車内チャイムの放送。
・スーパーベルズ野月氏車掌DJが同行

 

■ミステリートレイン『ニコニコ超会議』号

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

●ミステリートレインのためルートは不明
・8時30分~9時頃に東海道線 品川駅8番線発
・13時~14時頃に京葉線 海浜幕張駅着
・乗車時間は4時間前後
・方向転換:3回 (方向転換が行なわれるのは「???線 ?駅→総武線 津田沼駅→外房線 誉田駅」)

●ルートに関するライターシバタの予想
 品川駅の8番線ということは、東海道線の下りホーム。これは大きなヒントだ。また、海浜幕張駅から逆にルートを辿ると、誉田駅と津田沼駅で方向転換をするということは、海浜幕張駅→蘇我駅→誉田駅→蘇我駅→千葉駅→津田沼駅→千葉駅……というルートが予想される。当初は蘇我駅で方向転換という情報だったが、誉田駅に変更となった。

 車内ではルート当てクイズを実施し、的中者は豪華プレゼントがもらえる。

●乗客へのプレゼント
・オリジナルパッケージのスペシャル弁当
・超会議有料ゾーンの1日入場券
・4月28日ニコニコ超会議で行なわれる“485系公開解体買付ショー”への優先参加券
・向谷実氏製作のオリジナル非売品CD
・記念着席券、箸&キーホルダー
・ニコニコ動菓食べ放題
・抽選で50名にニコニコ超会議号オリジナル鉄道模型の優先購入予約券
●ゲスト関連
・向谷実氏が同行。車内検札を実施
・スーパーベルズ野月氏車掌DJが同行

 

■世界初、485系公開解体買付ショーまとめ

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 4月28日に実施される、JR九州で'11年3月まで特急『きりしま』や『にちりん』などで使われていた“RED EXPRESS”こと特急型車輌485系を解体して、パーツを購入できる。当日は小倉にあるJR九州小倉工場とライブ中継で結び、会場の参加者が抽選で購入を申し込める。パーツの価格は送料込みで適正な価格にする。

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 販売は購入者が欲しいパーツに対して自分の番号札を箱に入れ、そこから番号を抽選して決定。値段の上がるオークション等は行なわない。また、できるだけ安く購入するため、現地スタッフが価格交渉を行なう。

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

●ライターシバタが小倉工場に突撃取材!
 今回の公開解体買付ショーで解体される485系がJR九州の小倉工場にあると聞き、どんなパーツが買えるのか調査してきた。解体される485系はクロハ481-203。“半室グリーン車”と呼ばれる、車内が2つに仕切られている車輌で、運転台側に2列と1列のグリーンシート、妻板側に普通車の2列シートがある。編成としては5輌あるのだが、基本的に解体できるのはこの車両のみ。一部人気のある部品は反対側の先頭車などから外せるという。なお、車番は溶接で車体から切り取るものの、その他の溶接が必要な部品の購入は工場の方から伺ったところ難しいとのこと。販売できる部品は運転台の中や客室内でネジやボルト留めなどされていて、比較的に簡単に外せるものに限られるとのこと。また、床下機器や屋根上の機器、外板そのものは一部を除いて購入できない。

●車体の外側

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

・特急のシンボルマーク(中央の金色のパーツ)
 クロハ481-203は、クハ481 200番代からの改造車のため、改造前には前面に貫通扉、つまり通路があった。そのため、シンボルマークは今でも中心から2つに割れるタイプが取り付けられている。また、反対側の先頭車は一体型となっている。シンボルマークは一体型と分割形の2つがそれぞれひとつずつ購入できる。
・ヘッドライト/テールライト
 運転席の上部についているものと、車体に埋め込まれているものが両方購入できる。特に上部のものは反対側の先頭車のものも購入できるため2つある。
・タイホーン(車体のヘッドライトの上の円形パーツ)
 警笛を鳴らす部分。内部のユニットをそのまま外して販売する。
・ヘッドマーク
 内部のユニットを幕ごと販売。反対側の先頭車のものも買えるため2つある。ちなみに、クロハ481-203のヘッドマークは貫通扉があったため、非貫通形よりもやや小さいのが特徴だ。

●方向幕

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 こちらも方向幕ごとユニットが買える。運転台にある幕のコントロール機も購入可能。

●車番

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 この部分は唯一外板から周囲を溶接で切り落として販売される。工場の方によると、尖った部分が出るかも知れないので、注意してほしいとのこと。

●製造銘板等

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 製造工場や改造工場、車輌の所属会社のプレート。クロハ481-203には、“九州旅客鉄道(株)小倉工場平成元年改造”、“九州旅客鉄道株式会社”、“日本車輌昭和48年”のプレートが付けられている。

●運転台

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 速度計、電流計、車掌スイッチなど。運転台には、取り外し可能な部品が多くあり、速度計や電流計、扉を閉めるスイッチ、連絡用のブザー、日よけ、時刻表台、マスコン、運転座席など多彩な部品が買える。ブレーキハンドルは付いていないため購入できないとのこと。

●客室

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 グリーン車部分の内部。ひとり掛けシート3つに2人掛けシート3つが購入できる。ちなみに、グリーン車のシートはアームレストの部分に小型のテーブルを内蔵している。このほか号車札なども買える。

●普通車部分の内部

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 シートのほか座席番号のプレートが購入できる。カーテンや荷物棚なども希望が出れば対応できるとのこと。

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 紹介したのは一部だが、まだまだ買えそうな部品はたくさんあるため、ぜひ車内で「これが欲しい」というものがあれば、奮って参加してほしい。

■トレインシミュレーター 最強運転士大会

ニコニコ超会議超鉄道まとめ

 向谷氏の開発した鉄道運転シミュレーター『Train Simulator』のプレーテクニックを競う。東武鉄道8000系で使われていた実物の運転台と100インチのプロジェクタースクリーンが設置される。当日は向谷氏自らプレーヤーの横で採点を行なうという。いかに到着時刻に正確でホームの停止位置とのズレが少ないかが、競われるポイント。優秀な運転を披露したプレーヤーには豪華賞品をプレゼント。

■第一回世界エアトレイン大会
 鉄道趣味の新ジャンル。電車のモーター音やブレーキ音、ドアの開閉時のエア音などを口から発し、いかに“それらしい”かを競う大会。

■スペシャルライブ&トーク
“向谷実氏&more スペシャルライブ”や、4月29日には“松本零士×向谷実スペシャル対談”を実施する。また、このほかにも向谷氏がプロデュースするオリジナル模型販売も予定されている。

■関連サイト
ニコニコ超会議サイト
超会議『超鉄道ブース』

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